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推し!
ガチガチの本格ミステリではありませんが、第二話「卒業研究殺人事件」が力作です。人物描写、過去の殺人事件を絡めた展開など、文句なしに面白い。 特に田舎の閉鎖性の恐ろしさ。村を守るため、殺人を隠蔽する。映画化された「ノイズ」のような雰囲気が出ています。
快調シリーズ
赤川次郎の本は読んで楽しい気分になります。大貫警部シリーズ。破天荒な警部と、それに振り回される若手刑事。なんだかんだ言っても名(迷?)コンビの二人ですが、一番好きなキャラクターは箱崎警視です。 愚痴をこぼしてエリートらしくないところが面白い。
車怪談
いろいろな人の感情を乗せて走る車。事故を起こして廃車になったもの、中古車として売られ次の持ち主の所有になったもの。車一台一台にそれぞれの念がこもっている。最後の話は悲しみや切なさが溢れている。
怪談よりも
前半は実話怪談ではなく、本書の白眉というべきドキュメンタリーで話が進む。事故か殺人か判然としない事件を追ったものだが、分からないものは分からないと無理に結末をつけていない点は良かった。後半は実話怪談であるが、共通しているのは、遊び半分で安易に心霊スポットに行ってはいけない、と言う戒めである。
厭な怪談
他人に見えない存在が自分にだけは見える・感じると言う状況以上の厭なものはないだろう。この本には悍ましい厭な話が収録されているが、本当の厭な話は後書きの最後にある。どうか最後まで読んで頂きたい。
私怪談と言うべきか
意外とビビりな著者と、何事にも動じない霊能者のAさん。その対比が面白く、怪談にもかかわらず笑ってしまった。
強い女性たち
昔の女性が男に抑圧されていたという考えは今でも残っているだろうが、とんでもない、男より強く、先進的な思考を持っている女性たちはかなりの数はいたであろう。時に悲惨で、時にユーモラスな人物像が実に良かった。
不思議な話
単に怖いだけではなく、著者が、生きている・亡くなっているの区別なく、人に対し敬意を払っているところが良い。防空壕の話は興味深かった。
発想がいい!
デビュー作からずっと読んでます。本格ミステリやサスペンスもの等いろいろですが、歴史の謎を解く(?) ものが一番好き。結論だけ見るとそんな馬鹿なとしか思えませんが、論理に説得力があり、なんとなく(笑) 納得してしまいます。この、「なんとなく」の部分がミソなので、ここを楽しむのが良いのです。論理のアクロバットという言葉は、この作家のためにあると思います。他には「ふたりのシンデレラ」もおすすめです。
怖いと言うより
因幡の白兎など、出雲と言えば神話です。神々が集まる土地なので、怪談・心霊・不思議な話が多いのは必然なのでしょう。「信仰」が根強いており、霊は必ずしも恐怖の対象ではなく、身近な存在と言う感じが本書から伝わってきます。
安定のシリーズ
ワンパターンだ、マンネリだ、と思いつつ本作も面白く読んだ。ジョイス・ポーターのドーヴァー警部ものの日本版だが、ちゃんと赤川次郎流のミステリになっているところが良い。
怪談とは言え
作者があとがきで記している通り、怖い話ばかりではなく、哀切な話、心温まる話なども収録されていて、 バラエティーに富んでいる。こういうのは、集めようとするのではなく、自然に集まって来るものなのだろう。これが最後と言いつつ、本書がシリーズ六作目。次回作が出るのも時間の問題か。