檸檬さんのレビュー一覧
レビュアー
-
無料版購入済み
期待せず読んだら驚いた
表紙イメージから…よくある薄っぺらいアイドルものか男性主人公ハーレムものだと思い、食わず嫌い的に今まで手付けて無かったのですが。
レビューの点数も良いのと、アニメのレビューも良いので、意を決して(期待せずに)1巻無料分を試しに読んでみました。
まず、タイトルの意味が「そういう意味」だったのかーッ!!と納得。
イラストが華やかなのは勿論のこと、ストーリーがまさかのサスペンス展開で驚きました。全体の主軸となるストーリーがしっかりしている上に、サブストーリーも見事な起床転結…かつ主人公が滅茶苦茶深い闇を背負ってクールに振る舞っている癖、根が正義感強くて実は熱血漢のお人好し。読者が思わず感情移入して応援したくなるキャラクター。
昨今薄っぺらい内容の漫画や小説が大量に出回っている中で、久々に作り込まれた良い作品に出会いました。現在出ている巻まで大人買いさせていただきました(笑)。
主人公には幸せになって欲しいです。 -
購入済み
ザ!ガチなゲーム攻略物語
RPG系の王道はファンタジーな物語にあり、感情に訴える友情!愛!熱血!の様な展開が王道ですが...、、この漫画はそれよりも「ゲーム攻略」に視点を置いたストーリー。
ゲーマーに寄り添った視点なので、攻略好きなオタクなら胸熱な漫画です。
私もゲームをやる時は、情報収集に属性やスキルなど諸々考えて攻略する事が大好きなので、こういった展開で話が進んでいくのは自分がプレイしている気分になれて面白いなと感じました。
なかなかマニアックなので、攻略とか細々考えるのが苦手な人や...そもそもあまりゲームをしない方には何が面白いのか分からないと言われそうな(笑)。賛否分かれそうな題材です。
が、私は大好きです。面白すぎて、我慢できず原作(小説)にまで手を出してしまいました。 -
無料版購入済み
完成度の高い世界観とストーリー
あれ?こんなアニメ映画あったかな?…と思わせる様な高いクオリティ。
今すぐアニメ化されても良いと思います。
設定とストーリーがよく練り作りこまれた上で描かれているのがよく分かります。素晴らしい完成度。…の上にフルカラー。
全体印象的に某ルルーシュを彷彿としましたが、世界観的には昨今よくある異世界転生物と似たようなファンタジーが舞台(ルルーシュと違いロボット戦争では無く「剣」の世界。潜在的な異質能力がある辺りが、似ていると感じた要因かなと)。…に、血と戦い、国や諸々の駆け引き的な「少年漫画的な要素」が盛り込まれたストーリー。
主人公が女性ですが、少女漫画のジャンル枠では無いと思います。
そのため、RPGやファンタジーが好きなら男女問わず好きだと思います。
むしろ、恋愛的要素が無く(今のところ)真面目でシリアスなストーリー展開なため、男性に特に好まれる内容なのではと感じました。
フルカラーなのもあって、気がついたら没頭して読んでました。続きが気になります。 -
購入済み
最高の一言。
他の方のレビューで『鳥籠』のスピンオフだと情報を得ていたので、先にそちらを読んで、後からこちらを拝読させていただきました。(感謝)
作者様の他作品は全て好きで読ませていただいてますが、これはまた素晴らしかったです。
相変わらず余すこと無く見事な伏線回収。起承転からの結末までの鮮やかな手腕が見事ですね。
作品様…天才すぎます。R18の部分をモヤっとさせても、全力でアニメ化して欲しいレベル。
作者様本人がレビューを見ているのか分かりませんが、感謝を述べずにはいられない…。
素敵な作品を執筆してくださり有難うございました。読めて幸せです。
また新たな作品を期待しています。 -
ネタバレ 購入済み
作者様、安定の構成力
他の作品も読ませていただいてますが、こちらも相変わらず素晴らしいストーリー展開でした。
流行りものの転生系ラノベですが、内容が薄っぺらい作品が巷に溢れている中で…この作者様は非常に文学的な作品に仕上げており、毎度毎度感心します。TLにもかかわらず…。ストーリーの完成度が凄いので、Hなシーンすら洋物の映画のワンシーンみたいで違和感が無く。
読み終わってから、そういえばTLだったなと我に返る始末(笑)。
人物や舞台となる土地世界のバックボーンがきちんと細かに設定されており、起承転結(またこの「転」の切れ味が素晴らしくて!)、伏線とその回収が本当に見事。
今作品は特に、作品後半で時間軸と目線の人物が切り替わる場面があり、舞台や映画を彷彿とさせるストーリー展開が見事にハマっていました。
こういう、自然と脳内で映像化される様な小説は貴重だと思います。
最後、キレイに回収されて終わるので、満足感に浸れます。
何より主人公もヒーローも格好良いし可愛くて、幸せな気持ちになりました。 -
ネタバレ 購入済み
童話の様な美しいファンタジー
ジャンルがTLなので、イチャイチャした場面が盛り込まれていますが…それを除外しても、純粋なファンタジー文学として成立する起承転結がしっかり計算されたストーリー。まるで童話を読んでいるような美しい完成度でした。
TLを捜索していて購入した自分が言うのも何ですが、TLジャンルで出すのは勿体無い世界観だなと思いました。
また、ある意味で古典的ともとれる展開ですが、昔々で始まり『めでたしめでたし』で終わる王道展開は、読み終わった後に幸せをお裾分けして貰った様な、温かい気持ちになります。
最近こういった起承転結のハッキリしたストーリーに出会う事が少なくなったので、久々に良い本に巡り会えたと嬉しくなりました。
しかし最近流行りの、押し付け文句の長いタイトルが些か中身に合っていない気がします(苦笑)。
作り手側ですっかり流行になっているそのタイトルの付け方を、必ずしも読者が求めているとは限らないので、作者様の文章構成力がしっかりしているだけに…作品に見合ったタイトルを付けて欲しいなと感じました。
ヤンデレというより、その愛は酷く純粋無垢なものに感じましたし。これでバッドエンドなら、それこそヤンデレまっしぐらだったのでしょうが、ハッピーエンドで本当に良かったです。 -
弱体化してしまった推しを全力で守ります!
-
購入済み
購入済みジャンル違いにガッカリです。
ジャンル違います…TLでは無いです。普通のライトノベル。
「両思いになる」のがゴール地点で、所謂TLのイチャイチャが全くありません。TLどころか少女向けマンガ雑誌にあるような、お姫様抱っこがメインイベントになる程度の展開です。
それを承知で読めば、ほのぼの可愛い話(少しRPG臭というか…だいぶ癖は強めですが。少女向けの漫画雑誌にありそうなストーリー。)として楽しめたと思います。
が、TL前提で読んでいたので、全く納得していません。 -
-
購入済み
癖の強いシンデレラストーリー
昔むかし…で始まり、めでたしめでたし…で終わる童話やお伽噺の様なストーリー。
というか、正に「シンデレラ」。少し癖が強いですが(笑)。
とても良い物語でした。
久々に一気読みしました。
翌日休みだったから良いものを…夜寝る前にと読み始めてから明け方まで止まれず、ノンストップ読破です。恐ろしい。
起承転結がはっきり構成されていて、最後まで気持ちよく読める文章だなと感じました。
欠点は…皆さん気になり過ぎて意見が別れるところかと思いますが、「主人公の訛り」が酷すぎて、私的にはそこだけが最後まで慣れずに気になってしまいました。
意図しているところは分かるのですが、果たしてここまでコッテコテの強すぎる訛りである必要があったのか…。疑問です。
あと、話の全体構成がしっかりしていて面白かっただけに、
終わりの方の話が一足飛びに進んでしまったのが、1巻読み切りではなく上下巻にして、もう少し色々な話を細かく読みたかったなという残念な気持ちもあります。
めでたしめでたし。的に童話と同じく、「幸せにくらしました」の部分を想像に任せてフェードアウトし、すっぱり終わる潔さはありますが。1巻でまとめる美学も理解できますが。
話変わりまして…
WEB連載されていた作品とのことで、そっちを読むかこちらを購入するか少し悩んだのですが、
結構大幅に加筆訂正されていらっしゃるとの事で、購入して良かったと思いました。
挿し絵も綺麗ですしね。 -
ネタバレ 購入済み
戦争と薔薇
読んでからレビューで知りましたが、シェイクスピア原作なのですね。ものすごく納得しました!!←
そんな訳で、原作を全く知らずに読んでいます。
3巻無料とあったので、試しに手にとったのが運のつき(苦笑)。実際には有り難くも5巻無料だったのですが、そこで我慢できる筈も無く…結局、現在発行している全巻大人買いしました。
美しいイラストとストーリーにぐいぐい引き込まれ一気読み必至ですが、楽しいとか幸せとかいい話だ~という感情は一切無く。とにかく辛く苦しい。
巻が進む毎に主人公の幸せフラグがボキボキ折られる無慈悲に、もういい加減にして!!と叫びたくなります。乗り越えても乗り越えても襲い掛かる悲劇が、実は乗り越えている様で悲劇が増し増しになっている気がします。ごく稀に生じる希望や幸せの蕾が、折る為に用意されたものの様に尽く折られ、どんどん悪化していく…流石シェイクスピア。
悪魔の子といわれる主人公ですが、話が進む一方で…
冒頭辺りの話ですが、(亡くなった主人公の父が首を落とされる直前に)主人公が殺されたと思いこまされ、後世の希望が潰えたかの様に絶望する様に、何故彼はこの主人公を大切に想っていたのかが気になります。妻(主人公の母)は、執念深く憎悪する程に主人公を嫌悪しているというのに。
そんな唯一の愛情を向けてくれた父だからこそ、主人公が亡くなった父の幻影に縛られるのですが。
主人公には幸せになって欲しい。
幸せになって欲しいと思うのですが…
してくれるだろうと思っていた人物その1は人格が壊れ記憶を失い暗殺者になるわ、人物その2は一か八かの賭けに敗れ命を落とす始末。仮初め夫婦だろうと運命共同してくれる筈だった彼女も病に倒れ(そう)。
この辺りが、終盤のベルサイユの薔薇を彷彿とさせられます。戦争、噂に踊らされる民衆、容赦なく襲い掛かる血と悲劇。
最終的に、どこに行き着くのか全く予想できません。 -
ネタバレ 購入済み
本当に、タイトルを裏切る内容
このタイトルとは裏腹に、内容は純愛。
あとがきに作者様が書いてあるのを見るからに、読んだ読者のほとんどが「(良い意味で)タイトルに裏切られた」と感じているみたいですね。
TL的な内容を除けばファンタジーロマンそのものでした。ゲームのRPGも好きである私の、個人的率直な感想としては、主人公が吟遊詩人でヒーローが魔法剣士…という感じ。恋愛物としては、底辺からのシンデレラストーリー。世界観が広く、広げようと思えばいくらでも話しが広げられる設定に、TL作品で1冊完結にするには少し勿体無いなぁと思ってしまう程。
恋愛物として主人公とヒーローのイチャイチャを見たい様な、でも吟遊詩人と魔法剣士の活躍や、広大な世界の物語的な部分を見てみたかった様な残念感を思わず感じてしまいました。
脇を固めるキャラクター達も個性的で、魅力的だと思います。
作中あまり語られ無かった主人公の故郷で生まれた『歌』の物語も、きっと様々なドラマがあったと思われるので…。
本来であれば、大長編でもおかしくない世界設定だなと読み終わって思い…このタイトルに再度目を向け、本当にタイトルに裏切られたなと思いました(笑)。 -
ネタバレ 購入済み
可愛いけど痛々しい
一言で言うと『小公女』を彷彿とさせる様なストーリー。ですが、ドン底からお世話になる先が貧しい暮らしではなく、優しい人々に囲まれた生活なので…救われます。この手のストーリーでは王道の悪役令嬢からの虐めが、想定通り心を抉ってくる展開が続くので1巻の内容だけだと正直、心が痛いまま続編に続くので…早く2巻が出る事を希望してやみません。
可愛くて華やかな絵柄はストーリーに合っており、とても好感が持てます。ストーリーの内容がやや表面的で薄っぺらく感じるので、その点も2巻以降で各キャラクターや背景など深く掘り下げられていれば良いなと思いました。