もりーゆさんのレビュー一覧
レビュアー
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ラブコメとしても中途半端
主人公自身は追放されないものの
冒頭で出てくる巷の追放ブームの理由が愚かしく
主人公自身もメンバーもパーティ追放に積極的な訳でも無く
「パーティ追放」が取って付けたような感じ。
主人公の実際にこなしている役割は、単なる雑用だけじゃなく、防御魔法や戦術の要になるほどの支援魔法。魔力総量も簡単に底が見えないくらい頭抜けていて(少なくとも自覚はしている)、魔法の独自開発までするわ、パーティメンバー皆から頼られ常々気に掛けられているわ。
明らかに自分抜きでは勝てそうにない敵を倒した際の支援魔法の効果と必要性が正しく理解しながら、なのに、自身をやたら軽視し
自己肯定感が低い割にはパーティにしっかり戦術指...続きを読む -
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ポンコツ過ぎて悪事が出来な過ぎ
悪役目指すとかいう割に、悪事が出来な過ぎて
哀しさを覚えるレベル。
ヘンテコな思いつきで、おおよそヒロインらしからぬ動機を最初に言い出すが〜
全部終わってみれば、実はアレがああでコレはこうで、、
読みやすいから一気に読み進めたけれど
途中の引きが弱い感じ。 -
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意外性の無さがむしろ安心
わかりやすいラブコメ。
コメディ色は薄めですが、安心展開。
題名から想像できる通り
口下手な婚約者が実はずっとヒロインのことが好きで〜
誤解が解けるまでのストーリー。 -
大筋は良いけど深みが足りない
ストーリーの大筋はいい感じなのだが
舞台となる世界観がイメージしづらく没入し難い。
ヒーローに重めの過去があるが、扱いがイマイチ軽い。
ヒロインの失恋ダメージが軽い。
王の思慮が軽い。
危険人物への警戒が薄い。
ヒロインヒーローの恋愛に至る過程が薄い。
全体的にキャラクターが薄っぺらい。 -
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面白いが読み難い
本格軍記物に近い内容は面白いですが
小説文としてはかなり読みづらさが目立つ作品です。
コミカライズは、その点をうまく消化して更に原作小説で書ききれなかった登場人物相互の認識齟齬など補う良作となっているため
作品世界を楽しむ上でも小説と合わせて読むことをお勧めします。
戦争の未来を歴史として知ってしまっている主人公と、その歴史を紡ぐ側故にその危機を全く理解出来ない異世界人。そのギャップ故のチートと、理解されない苦痛。ユーモアを交えて陰残な表現少なく進められる物語は、読み手を「戦争を盤上のゲームとしてしか捉えられない」擬似的な狂人の世界へ誘います。
今の段階では
幼女に転生している...続きを読む -
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