小林某さんのレビュー一覧
レビュアー
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妙によく覚えてます最終巻
映画パロディが多く、しかも内容的には映画とほぼ関係ない上に中途半端に終わる話が多いです。何か全体的に駆け足で、終わりが近いんだなって雰囲気がプンプンです。
前巻のレビューに書きましたが、今回作品評にも後半は「ダークと言われることが多い」とあります。ただし作者本人にあまり自覚はなさそうです。作品評に関しても「そんなにひどいかなー」とか、前巻までとはうってかわってかなり甘くなってます。先生の中ではこの作品は一足早く終わっていたのかもしれません。
ケンが死んだと思われ、ブーは最終回を信じないまま宇宙へ。実際ひどい話も多いですが、ギリギリでこの漫画らしさを保てた最終巻と言えるかもしれません。
以前のレ -
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全然違うじゃん
前巻のレビューでケンはイジワルさがなくなり過激さから活発さへ――みたいなことを書いたけど過去イチくらい過激になってました。しっかりイジワル(なんなら自分で言ってます)だし内容はまだマンネリしてません。むしろ色々手探りでチャレンジしつつ苦しんでいる様子が作品評からも伺えます。この時期のケンの過激さ、イジワルさはそこらへんの作者の苛立ちがそのまま反映されたものに見えなくもありません。流血ネタも多いですし。ここらへんは初期の鉄筋家族にも引き継がれていた気がします。のり子がやたら暴力的だったり、家庭事情がちょっとアレだったりでダークな雰囲気がありました。そういえば髪の毛がなくなる(髪型が変わる)ところ
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最終形にして完成形
4年1組起立は初期、中期、後期に分けられると思います。絵の変化ももちろんそうなんですが、内容的にも。
初期はのちに黒歴史となる健の超能力があり、長崎屋先生とのカラミが多く勇気アリなどギャグも過激です。
中期は映画パロディなどがよく出てきたりして、健ばかりでなく他のキャラクターにもスポットが当てられるようになります。また健の飲酒、煙草の描写が減って少年らしくなってきます。個人的にはこの漫画で一番好きな時期です。
8巻、9巻あたりからが後期かなと思います。ケンがあまりイジワルでなくなり、過激さが活発さへとシフトしていきます。ゲストキャラクターの登場が増え、巻末の作品評からも感じられますがいかに一話 -
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セルフ・パロディ
健が一巻の健をボコボコにする巻。
後にもネタとして出てきますが、ケンの超能力設定は黒歴史なんですね。まあ連載開始当初から無くてもよかったような設定だったし、過去のノリやネタが後々恥ずかしくなってくるということ自体は今でもあるあるかなとと思いますが、それを自らネタにするというのは当時新しかったのかなと。ホント過去の健が(現在のケンによって)ボコボコにされてますからね。あからさまに怒りが込められてますし。
というか過去の自分のしたことを見て自ら驚いて引いているくらいなので、やはり時の流れというのはすこいなーと思うと同時に、連載期間が3年ということに改めてビビりました。価値観ってある時期急激に変わっ -
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ブー・ブー・ブー
ホントにブーがよく動きます。
本人が動くのはもちろん、父親まで出てきます。しかもどことなくフグオに似てる。初期フグオって短気キャラでしたねそーいえば。
基本的にブーが出てくる話は面白いと思っていて。
そこらへん作者はどうなんだろうと作品評を見てみようと思ったらこの巻には無いんですね。あの露骨に無駄に使った1ページはオマケページの代わりだったわけですね。
ブーは面白いんですが、大谷、高花兄弟等今後も出てくるキャラ初登場の多い巻で、正直私はどっちもあまり好きではないです。のちに鉄筋家族でも感じることなんですが、あんまりキャラクター増やしすぎもどうなんだろうなーと。
もっとも長期連載にマンネリは不可 -
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これが真の黄金期!?
銭肩警部(声:納谷悟朗)や志村・加藤老人、ハンスン(ハンセン)が出てくる他、映画パロディなども増えてきます。映画パロディは初期ではコージの小説だったりしましたが、ブーの映画好きにスポットが当てられたことで演劇設定で行うなど、パロディのやり方(理由づけ)に幅が出ました。いっとき目茶苦茶でしたからねー。
個人的にはパロディシリーズで一番好きなのがこの巻の「吼えろ!ドラゴン!!」です。香港映画のNGシーン集を見るような楽しさ。
また前巻同様、話の展開にもかなり幅があります。上記に加えて少年漫画らしい感動もの(かなりマッチポンプですが…)あり、のちに鉄筋家族で小鉄がやったようなことを健がやっていたり、 -
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ブーの覚醒
前巻では初登場の文太を絶賛しました。文太自身が色々なポジションにつけることはもちろん、なによりそのことによって他のキャラクターが活きてくるんですね。
まず目覚めたのがブー。これまでもデブだけど運動神経がいいとか、情報屋とかのキャラはあったのですが、運動神経に関してはもうその設定は出てこないし、情報屋もそれ一本ではあまり重要なポジションにはつけませんでした。
これまでのチョイ役を文太に任せることによって他のキャラクターたちがだんだんと前に出てくるようになり、それぞれの個性が伸びてきます。まずはブーが出てきました。
ちなみに前巻レビューで黄金期のはじまりとか言ってしまいましたが、今巻は長崎屋先生の -
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文太はまるでデイヴ
秀ノ屋文太登場の巻。初回こそ根性の悪い嫌われもの関西人として出てきますが、すぐに丸くなります。こうなっちゃうと特徴は関西弁くらいしかないのでは…と思いきやなんでも起用にこなす名脇役へと成長していきます。鉄筋家族ではのり子や仁などが担う役割を全部文太がやってる感じですね。ニルヴァーナにデイヴ・グロールが加入したくらいのインパクトがあるわけです。デイヴと違って主役張れる感じではないですが、性格が丸くなるだけでなく背もいきなり高くなり、これによって健、ブーの高身長トリオになり後の映画パロディなどでは欠かせない存在に。なんていうか万能キャラなんですね。
この巻、半ばまではまだ勇気ありシリーズをやってま -
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時代を学ぶ
今となるとうんちギャグの下品さよりもむしろ度を越したイタズラに時代を感じてしまいます。私はこの漫画が大好きですが、さすがに若干引きました。これは今駄目だろうなーと思っていたらむしろ各方面からうんちを自粛しろ言われたという話が出てきて、本当に時代は変わったなと。
巻末のオマケ漫画も当時の流行に合わせてかグルメ四コマが載ってます。しょうもないラーメンレシピです。これは確かアシスタントの人が書いたってウィキペディアにあった気がします。
二巻だけ別のところで買ってしまったためレビューなしですが、「勇気ありシリーズ」頻発で今のところ一番過激な巻かもしれません。私は連載をリアルタイムで読んでいないので時 -
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伝説の幕開け
知名度的にそこまでではないのかなとは思っていたものの、まさかレビューがひとつもないとは思いませんでした。ファンとして黙っていられませんので、とにかく何かしら書いておきます。
浦安鉄筋家族はそこそこ有名だと思いますが、この作品を購入したころ(連載を読んでいたわけではなく、古本屋で単行本を買ったのが出会いでした)には少なくとも私の周囲にはこの漫画を知ってる子どもはひとりもいませんでした。というかチャンピオンを読んでいる子が皆無でした。私自身サンデー派でしたし。
またプロレス、野球などの時事ネタ(またはちょっと古いネタ)がふんだんに盛り込まれており、基本スポーツに興味のない自分がなんでこの漫画が好き -
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マイ最高峰
稲中よろしく全然野球をやらない野球漫画かと思いきやわりと野球もやります。
私はスポーツ漫画に全く興味がなく、野球漫画は戦国甲子園しかまともに読んだことがありません。あ、でもアニメはタッチを夏休みに見てました。
この漫画はキャラクター良し、ロケーション良し、エピソード良しの三方良しで何が来ても楽しめてしまっていますので野球やってても大丈夫ですし、百人乗っても大丈夫です。
連載が始まった時期も関係していると思います。鳥山明が亡くなった頃でした。本当に悲しかった。そんなとき、ドクタースランプ初期の則巻千兵衛を思わせるハードボイルド(?)な風貌で青空柑二郎が現れたのです。なんだコイツは…と笑ってしまう