あらすじ
笑えて泣ける、野球と家族の物語、新機軸!
第1巻にてなんと、あだち充先生より推薦コメントをいただきました!
「あだち充にコメントを頼むくらいですから当然、本格王道野球漫画ではありません!
素敵な素敵な家族のお話、もちろん!野球好きの皆様にも喜んで頂けるようになっておりますので是非!」
【あらすじ】
男の名は青空柑二郎(あおぞらかんじろう)。
選手生活25年目のプロ野球選手。
ニックネームは「ロンリーブルース」。
彼のこだわりはただ一つ、ホームランを遠くへ飛ばすことーー
「年俸250万+出来高払い」という、
崖っぷちの条件で、万年最下位の湘南シーガルズに移籍。
海辺の町で心機一転、子供達3人との新生活が始まる。
だが引っ越し早々、町内会長とケンカして村八分に…!?
やること全てがハチャメチャで、家族もチームメイトも大迷惑!
…でも、案外いいところもあったりして!?
時代遅れのポンコツ昭和男が、窮屈な現代に風穴を開ける!?
笑いと人情の、ベースボール移住家族コメディー開幕!!
感情タグBEST3
マイ最高峰
稲中よろしく全然野球をやらない野球漫画かと思いきやわりと野球もやります。
私はスポーツ漫画に全く興味がなく、野球漫画は戦国甲子園しかまともに読んだことがありません。あ、でもアニメはタッチを夏休みに見てました。
この漫画はキャラクター良し、ロケーション良し、エピソード良しの三方良しで何が来ても楽しめてしまっていますので野球やってても大丈夫ですし、百人乗っても大丈夫です。
連載が始まった時期も関係していると思います。鳥山明が亡くなった頃でした。本当に悲しかった。そんなとき、ドクタースランプ初期の則巻千兵衛を思わせるハードボイルド(?)な風貌で青空柑二郎が現れたのです。なんだコイツは…と笑ってしまうと同時に、悲しい気持ちが少しだけ癒され、そして不思議と気分が高揚してきました。
この暑苦しい男が、夏真っ只中に現れたのはいっそのこと爽快でした。胸熱くする暑苦しい風に乗って、懐かしさと新しさが同時にやってきた感じがしました。
などとだらだら理屈を述べましたが理屈抜きで好きです。もっと広く知られて欲しいのでいちおうタグをつけましたがタグでは計れない作品です。どこがどうして好きなのか本当は私にもよくワカリマセン。こち亀くらい連載続けて、サザエさんくらい国民的になってください。