あらすじ
才色兼備の超エリート警察官僚・薬師寺涼子は部下の泉田警部補を連れて夏の軽井沢に。休暇のはずだったが、米国大富豪の母娘げんかにまきこまれ……。ホテルが燃え、美女が燃え、女装男子が結集する。傍若無人の怪奇事件簿、第七弾。
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右翼叩きの田中作品に群がる右翼に失笑。「漫画しか読んだことのない元総理」を叩くくだりは最高です田中先生!右よりな奴はこの作品や創竜伝などを熟読して猛省せよ!これからもどんどん右翼を叩いていきましょう!永住外国人への地方参政権付与に反発している糞ウヨは人種差別主義者であり、存在自体が悪である!右翼=日本人の恥部
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今までいろいろ怪奇的生き物が登場してきたこのシリーズだが、土着の風俗や伝説的存在ではなく、まったくの人間のエゴで作り出された存在がグロテスクで哀しい。
自由の国アメリカの、実は全然自由ではないキリスト教への妄信。
この作品に出てくるアメリカの大富豪は、キリストの再来を信じて、その日に備えて驚くべき準備をしている。
自分中心でしか物事を考えない金持ちは、キリストの教えすら自分に都合のいいように捻じ曲げる。
金さえあれば何をやってもいいなんて、キリストは言ったか?
「弱肉強食」「自己責任」などはキリストの教えなのか?
今回涼子は、まったくの休暇を泉田くんと過ごそうと、結構小細工を駆使して楽しみにしていたのに、事件の方が涼子に、いや泉田くんに襲い掛かってしまったのだ。
だから、やむを得ず、残りの休暇を楽しむために、涼子は全力を尽くす。
まあ、事件そのものをも楽しんだかもしれないが。
合間合間に挟み込まれる自由時間に、涼子がきっちり予定を組んでいたことがうかがわれて微笑ましい。
ここは普通に20代の大金持ちのお嬢様なんだな。
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怪奇事件簿シリーズ第6弾。
今度の舞台は軽井沢。
泉田警部補がいきなり大富豪令嬢に拉致される。
その手口にお涼様も舌打ち。
今回もちょっとだけ女性らしさをのぞかせるお涼様でした。
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休暇でやってきた軽井沢。マイラ・ロートリッジのパーティへの正体。散歩に出かけた泉田をはねたマイラの娘アーテミシア。マイラの屋敷に運び込まれた泉田。ロートリッジ家に影響力を持つモッシャー医師。パーティーの最中に屋敷に火を放って死んだアーミテシア。新興宗教を広めるマイラ。ジャッキーが参加する女装家達のイベント。アーテミシアの出生の秘密とモッシャー医師の謎。
2009年8月26日購入
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前作に比べると、酷くおとなしい感じですね。
ま、ホテルが一軒全焼したりしていますが。(^^;
事件も、まぁ、当事者にとっては大変なことなんですが、客観的に見ればそう大変なこともおこっていないし、ま、休暇編ってところでしょうかね。(^^;
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高校生のころは好きだった田中芳樹先生の著書だが、歳をとってから読み返すと、いまいちです。薬師寺涼子の怪奇事件簿シリーズは、若い世代に読んでほしい作品です。大きくなったら銀河英雄伝説を読みましょう。
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ご存知、ドラよけお涼シリーズ第七弾。
夏の軽井沢を舞台にいつものどたばた劇が巻き起こるのか、と楽しみにしていた分、ちょっと残念。
怪物色、抑え目だし〜。
ドラゴン(一説ではドラキュラ)が避けて通る、通称が紙面前半巻き込まれてたら、名が泣きますぜい。
ま、その分報われないロマンス色は増えてますわよん。
ああ、前作でも読み直すか・・・。