あらすじ
新宿御苑の新緑が一夜にして枯れ果てた。化学兵器によるテロとして公安部が乗り出してくるなか、薬師寺涼子警視とその下僕(?)泉田警部補は、人食いホタルの大群に遭遇! 敵は生物を操るマッド・サイエンティスト? 首都で連続する怪事件に、お涼が挑む! 傍若無人の怪奇事件簿、第六弾。
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Posted by ブクログ
次から次へと、よくもまあこんな飛んでも事件が起きるな、東京。
今回は『山枯らし』という、自然に存在する妖怪(?)が、マッドサイエンティストの手によって環境テロに対する武器として作り変えられる。
それはすでに環境テロそのものなのだけど、自分だけは正しいことをしていると信じ込んでいるのがマッドサイエンティストたる由縁。
薬師寺涼子はそんなマッドサイエンティストに名をつける。
怪人「への一番」。
悪人にかっこいい名前を付けるべきではないという、確固たる信念からの名づけ。
自己評価はさておき、泉田警部補は頭も切れるし、剣道・拳銃・体術にも優れ、スタイル抜群、多分イケメン。
今まで彼には弱点がなかった…ように思う。彼女には振られたけど。
そんな泉田君の弱点はミミズであることが今回分かった。
そして、ミミズの大群に出くわした時の彼の行動に、大笑い。
いやいや、心からイケメンだよ、彼は。笑