あらすじ
開示されないカルテ、消された検査結果、薬の予防投与―――。この記憶障害には、裏がある。/日本における脳血管疾患の患者数はおよそ112万人。そして患者の多くが何らかの後遺症と闘っている。術者を経験し、またひとつ医師として自信をつけた川内ミヤビ。一方、ミヤビが抗てんかん薬を服用していることを知った三瓶は、それを指示した主治医である大迫教授に疑念を抱く。関東医大の綾野に協力を仰ぎながら、記憶障害、そして失われた記憶に隠された真相を暴こうとするが―――。「抗てんかん薬」「側頭葉てんかん」の症例を収録。
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素晴らしい
脳外科に限らず局所的且つ多くの読者が不案内なテーマのマンガの場合、説明文が長くなり読み疲れするものになりがちだが、このマンガは脳外科の世界を分かりやすく簡潔に表現した上でストーリー性の高い内容に仕上がっており、完成度が高いと感じる。
テレビドラマ化も十分あり得ると思う。
Posted by ブクログ
開示されないカルテ、消された検査結果、薬の予防投与―――。この記憶障害には、裏がある。
日本における脳血管疾患の患者数はおよそ112万人。そして患者の多くが何らかの後遺症と闘っている。術者を経験し、またひとつ医師として自信をつけた川内ミヤビ。
一方、ミヤビが抗てんかん薬を服用していることを知った三瓶は、それを指示した主治医である大迫教授に疑念を抱く。
関東医大の綾野に協力を仰ぎながら、記憶障害、そして失われた記憶に隠された真相を暴こうとするが―――。「抗てんかん薬」「側頭葉てんかん」の症例を収録。
今回は、ドラマ版でも中盤の展開を引っ張った川内ミヤビの記憶障害の原因を、三瓶先生たちが追求する巻。
ミヤビは、側頭葉てんかんの発作を起こしていたことが分かったが、まだまだ抗てんかん薬の容量など、まだ大迫教授は何かを隠している。