【感想・ネタバレ】匠の時代 第8巻のレビュー

あらすじ

商習慣も生活環境も異なるヨーロッパで、カルチャーの障害を克服して活動する、三洋電機、本田技研、竹中工務店のビジネスマン。技術的制約や現地従業員との磨擦を解消し、良きパートナーシップを確立して地歩を固めていく、パイオニアたちの努力と苦闘を克明に描く。海外で活躍する日本の匠たちの描く。<全12巻>

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Posted by ブクログ

第8巻は、ヨーロッパに事業展開する日本企業のなかから、サンヨー、ホンダ、竹中工務店の三社がとりあげられています。

日本とは異なる商習慣もさることながら、分化のちがいにとまどうこともすくなくないなかで、当地での交渉を積みかさねていく日本人のすがたがえがかれています。ただし、もっぱらとりあげられているのは取引先や現地の労働者たちとのやりとりが中心で、消費者に日本のビジネスがどのように見られていたのか、あるいはどのようにして受け入れられていったのかということについては、あまり言及がなされていません。日本の商品よりも日本人が異文化に触れる体験に焦点があてられている内容だと感じました。

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2024年05月02日

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