【感想・ネタバレ】匠の時代 第6巻のレビュー

あらすじ

人口補助肝臓、人工腎臓、人工血管。不治の病を癒そうとする医師と技術陣の不撓の努力。人工臓器の開発と取りくむ医師と技術陣――医療に最新技術を導入することで、難病に苦しむ患者を救う……。人口補助肝臓の開発に成功した倉敷中央病院とクラレ技術陣、人工透析装置に飛躍的前進を達成した東京女子医大「腎センター」と東レ、東大胸部外科医師の執念の人工血管の開発。患者と医師と技術者の、生命への挑戦をドラマチックに再現して描く。<全12巻>

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Posted by ブクログ

第6巻では、人工臓器などの医療分野における開発に尽力した技術者たちがとりあげられています。

医療の分野の技術革新は、難病に苦しむ患者たちを救うことに直結することもあり、ほかの巻にくらべるとドラマティックな構成のルポルタージュになっているように感じました。技術開発の現場そのものを活写するという観点から見ると、叙述の焦点がやや揺らいでいるように感じられるかもしれませんが、なによりもひとの命を救うことが目標であることを考えると、こうした構成はむしろ当然だというべきなのかもしれません。

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2024年04月27日

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