あらすじ
大逆転後宮とりかえ伝、第二幕「はじめての外遊編」! 「豊穣祭の開催地は、南領だ」雛女になってはじめての外遊先に選ばれたのは、雛宮一の嫌われ者、慧月の領地だった! 後見の妃もいない中で、準備に追われる慧月。玲琳はそれを全力でサポートしながらも、はじめての外遊に心を躍らせていた。しかし……。何者かから儀式を妨害された慧月は、焦りのあまり力が暴走! またしても玲琳と慧月の身体が入れ替わってしまった! そんな混乱の最中に、慧月を攫おうと企む邑の民まで現れ、なぜか玲琳は兄とともに自ら捕虜となるのだが……!? 身動きの取れない尭明、独自に追いかける辰宇、そして過保護な玲琳の兄たちが大暴走する第3巻! ※電子版はショートストーリー『秘めやかな噂ではございますが』付。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
「雛宮のドブネズミ」と呼ばれていた慧月が、玲琳との入れ替わりを通して、徐々に変わっているのがいい!努力家な一面も見えてより好きになりました!
玲琳の兄たちや、他家の顔ぶれも面白い☺️
Posted by ブクログ
慧月、だんだんかっこよくなってきて目が離せない。
辰宇が玲琳の正体を悟った時の笑顔に悶えて(すきです)
玲琳の、辰宇への挑発シーンにもんどり打ち(たまらん)、
玲琳の高熱の時に見る夢(無数の目玉)、そして、慧月と玲琳が入れ替わったら、玲琳の体調がいいような感じが伝わってきて、これは病弱、ではなく、玲琳への呪いなのでは? と分析してみたり、
景行と玲琳の息ぴったり具合に微笑ましくて、
そんなこんなしてたら、まさかの芳春の黒幕っぷりで、
息つく暇なく4巻へ向かいます。
内容には文句なし、ですが…
宮廷から外に舞台を移し、登場人物も増えたため女官二人や他の雛女、尭明の出番は少なめ。
ですが尭明はいいところがあまりなかった前巻からの成長を感じるところはばっちりありました。
一方辰宇はかなりいい役どころを貰っていますね!
先の事件で成長した上に兄と共鳴して突っ走る玲琳さまは輪をかけて素敵でした。
最後の引きも、まさかあの人が!?ととても気になるものでしたが、言い換えるとこの巻で決着はつかないので
続巻を待つのがすっごく辛いです…
Posted by ブクログ
おぉ… この巻で解決ではなかったのね。もう犯人も分かったようなものだし解決かと思ったけれど、まだ何かあるのかしら。
豊穣祭の開催地に選ばれたのはなんと朱慧月の領地でした。
朱家の妃もいず、頼れる者がいない慧月は黄玲琳の助力を受けて何とか皇太子や各家の雛女をもてなす手筈を整えました。しかし、慧月の領民は慧月に敵意を見せて ―― 。
慧月に危険が迫ろうとしている時に入れ替わってしまった玲琳と慧月。
確かに不測の事態には慧月より玲琳の方が強そうです(笑)。
玲琳の兄達や鷲官長の辰宇、皆、玲琳のことが好き過ぎて面白いです。
皇太子の尭明も前巻より慧月に優しくなって君主らしく見えます。
いろいろと楽しい巻でした。