あらすじ
シエル・ファントムハイヴは、この僕だ!!
3年前、10歳の誕生日にすべてを失った少年たち。ファントムハイヴ伯爵邸襲撃事件から、あの“悪魔”との契約までを、シエルが回想する。大ヒット執事コミック第27巻。鮮やかに回収される10年間分の伏線の数々を見逃すな!!
(C)2018 Yana Toboso
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ついに明らかになった過去
壮絶の一言……これまたまさかなと思い続け、直接描写がないながらもアレな拷問もあったんだな、と。なぜシエルを名乗るのか、という理由が幸せだった日々もあいまりなんとも切ないです。大変なのはここから、どんな決断をしていくのか楽しみです。
ツライツライツライ!!
シエル…あ、違うか…違わないか!
シエルがツライ!!
セバスチャンとの出会いと契約の巻。
まさかだったけど、なるほど…そうだったのか。
ていうことは、、あのシエルは?
生きてるように見える…って事?
気になる!
Posted by ブクログ
ファントムハイヴ家の双子の顛末。
そして、シエルがなぜ一人なのか?
セバスと契約したのはどうしてかが克明に明らかにされる。
ちょいちょい小出しにされてたので、
ここまで決定打打たれたら、降参です。
兄の名前を名乗るのに、こんなにも重くて。
兄の名前を騙ることが、どんなにも辛くても。
シエルの名を冠した双子の弟は「坊っちゃん」で統一され。
いや、この双子の物語は一気に読むことをお薦めする。
ガッと読んでじっくり返すことを。
ここまでダークな世界を描ける枢氏に脱帽。
お腹の中のキャンディ…ぼっちゃんがあれだけ怯えていたのは、自ら望んだわけではなくともシエルの魂を犠牲にしてしまったことへの負い目があるからか。 結果的にシエルが受け継ぐはずだったもの全てを手に入れたわけだけど、自分の名前を捨て復讐のためだけに生きるなんて、失ったもののほうがはるかに大きい。
まだ契約前のセバスチャン、顔がときどき下衆っぽくて、契約が済んでからはちゃんと執事やってるんだなと実感できたのが、ちょっとおもしろかった。