【感想・ネタバレ】雪とけ柳 着物始末暦(四)のレビュー

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内容(「BOOK」データベースより)

「井筒屋で配られている引き札を、五枚集めたら高価な絹のしごきが貰えるぞ!」「どうやら井筒屋は、配ったしごきの色で美人番付をしているらしいぞ!!」正月早々、江戸の町では開店したばかりの老舗呉服問屋、井筒屋江戸店の噂で持ちきりだ。しかし、巷を賑わす話の裏には、実は隠された陰謀があった…。井筒屋の真の“狙い”とはいったい何なのか!?着物の始末屋・余一が、一膳飯屋のお糸と共にその真相に迫るが―。着物の汚れも、市井の悩みも綺麗に始末する!!大人気シリーズ、待望の第四弾!!

5月17日~19日

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2015年05月19日

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怖いもの見たさで読んでしまうけど、怖い。
井筒屋に近づくな。
余一とお糸は、この巻では一本取ったけれど、ここからのやり口が恐ろしい。
まっとうな始末屋、そして一膳飯屋、土手の古着屋、みな平穏に過ごしてほしい。
次も楽しみ。

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2024年01月19日

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綾太郎の店の近所に京都から新しい店が進出予定。
その前後に事件が続出。お糸や余一がまたしても巻き込まれる。。。

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2020年02月19日

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ダメだって言われてんのに、そっちへ行くのよねー。
お糸の向こう気の強さは、時々鼻につく。
せっかくここまで想っているのだから、余一とは結ばれてほしいけど。

京都の井筒屋との因縁は、どういうつながりなのだろうか。
そういうふうに、読者を惹きこんでいくんだってことは解ってるのに、続きが気になる~!w

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2018年09月25日

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着物始末暦四巻。
敵対する井筒屋の進出に一気にきな臭くなった。
その井筒屋にお玉ばかりでなく、余一も関連しているのか?
不穏な空気とともに今後の展開がどうなるか楽しみ。
同時に江戸時代の着物の柄も風情があって楽しませてもらっている。

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2017年01月25日

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ネタバレ

これまで名前しか出てこなかった、京の老舗呉服問屋《井筒屋》がついに登場する。

イメージ通りの金に飽かせたアクドイ商売をやっていて、これからどんな大物『悪役』に育っていくのか楽しみ。
余一、お糸、お玉と《井筒屋》との因縁も気になるし、それをきっかけにシリーズレギュラー陣のこれからがどうなるのか、何かしらの嫌がらせを受けたりするのか、少々心配もあるが期待もある。

相変わらず余一はクールなようで一度火が付くと止まらないところも感じる。
おみつが切なくてかわいそうなので、ここはきっぱりと突き放してほしい気もする。

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2015年10月11日

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2015年9月20日
絹の毒の魂胆は恐ろしい。権力者と井筒屋の癒着、腹黒さがありそうなことだと思わせる。お糸の縫うコウモリの裏地の着物を手にした余一の受けを早く読みたい。

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2015年09月22日

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それぞれの成長も目立ってきたのだけれど、なんといってもあちこちで絡んでくる井筒屋の暗躍が目立ちます。
ようやくこれからの展開が楽しみになってきました。

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2015年06月18日

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シリーズ4作目。
面白かった。
登場人物がそれぞれに成長している様がとっても。今回は中でも大店に生まれたが故の寂しさを抱えた綾太郎の母お園の気持ちが見えて良かったなぁ。
紺の金通し縞の着物。裏が蝙蝠柄のやつ。吉祥柄の蝙蝠。あなたがいてくれて良かったって言う思い。届いたねきっと。お糸ちゃんにおみつが仕立てを託した着物。自分を取り巻く人達のいろいろな思いが詰まった着物。着てるもんね。
これから物語が大きく動きそう。
はやく次出ないかなぁ。待ち遠しいな。

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2018年04月30日

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今回は面白かった。
あちこちの有名作家のキャラクターの似姿がちらほらとはいっても、それぞれの個性がしっかり出てきたように思える。
最初の話の若旦那だけではなく、その新妻、さらにはそのおつきの女の子に至るまで、成長が見られるところが話を面白くしている。
何より大きいことは主人公の着物の始末屋の考え方が柔らかくなりつつあることだろう。
金持ちが嫌い、金持ちは悪者という単純な頭で動いていた彼が、甘ちゃんだと馬鹿にしていた若旦那や軽蔑の対象だったその母親にもそれぞれ矜持や事情があることを少しは考えられるようになり、自分に好意を抱く少女たちを近寄らせはしないまでも突き放すことはなくなった。
彼の成長と共に彼の中に秘めた闇が少しずつ明かされていく、どうやらそれに深くかかわるであろう『悪の』大店もとうとう姿を現し、また、前作からの伏線を思うと、レギュラーでありながら出会っていない若旦那の新妻と絡んだ事件が起こりそうで、やっと次作が楽しみと思えるようになった。
願わくばだらだら続くシリーズではなく、きちんと完結させてほしい。

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2015年03月22日

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着物始末暦 シリーズ4

老舗の京呉服・井筒屋の江戸店が正月に店開きした。
その井筒屋が配った引き札を、5枚集めたら、若い娘に限り、高価な絹のしごきがもらえるらしい。
しかも、美人には、唐紅のしごきを、そうで無い、それなりの娘には、薄い色のしごきを配っているらしい。

そんな美人番付の噂が広まり、若い娘は、赤いしごきをもらおうと、躍起になるが、その話の裏には井筒屋の、悪どい企があった。

余一とお糸は、真相を知り、井筒屋へ乗り込むが・・。

ここへきて、お糸のいっちょかみ精神が、ちょっと、鼻についてきたかなぁ。
いっちょかまないと、物語にならないのはわかっているが、かみかたに、無理がある。

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2023年09月17日

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202104~5/全10巻まとめて。着物始末職人と彼をとりまく人々との物語。良く言えば人間らしいんだけど、性格の嫌な部分が目につきすぎて登場人物達があまり好きになれなかったのと、恋愛話ターンにあまり魅力を感じずハマるまではいかなかった。奉公人おみつが一番苦手。六助の特殊能力設定も必要に思えなかった。話によってメインになる登場人物が変わるタイプの短編なので、別話・別視点だけど同じエピソードが再三出てきたり、時系列でみるとわかりにくい時も。とはいえ、巻を重ねるごとにキャラ達への多少の愛着もわき笑、若旦那綾太郎達の成長もみてとれ、全巻面白く読めた。巻末に着物柄説明が入っている趣向も良い。

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2021年06月07日

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ネタバレ

何やら因縁のある井筒屋が京都から江戸に罷り越した
主人公余一も因縁があるみたいだが、巻き込まれた糸
井筒屋の引き札5枚集めたら絹のしごきがあたる
しかも美人番付になっていて、その裏にはあくどい
仕掛けがあるのだ
次々と謎が降ってくる割には身の回りのほんわりした
日々の暮らしをつづる・・・作者も手だれだな(´・ω・`)

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2020年08月13日

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面白かったです。
余一と井筒屋、近付いてはいけないのに関わってきそうでドキドキ。
余一と井筒屋の因縁?はこのシリーズの柱のひとつだろうなと思います。
おみつは相変わらずで好きではないのですが、六助とお蔦と千吉のやりとりが楽しいです。綾太郎も成長したなぁ…。
お話は「絹の毒」が好きでした。「豪華な料理や酒、金のかかる派手な遊び…そういったものには人を惑わす毒があるのさ」
シリーズ続きも楽しみです。

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2018年06月18日

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お玉の祖母が京の井筒屋と関わりがあったのも意外だったが、まさか余一までが…
人と関わるのが嫌いだったはずの余一。何故か自分から井筒屋に関わって行くがどうなる事やら…

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2016年07月05日

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シリーズ4作目。読んでてイラッとする回が前より減った!けど相変わらず着物や余一の仕事ぶり描写は少ないなあ。余一の謎とかは続きで、なのだろうか…。

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2016年05月04日

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