感情タグBEST3
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着物始末暦 シリーズ7
頑なだった父親の許しを貰えた、余一とお糸。
お糸の母親の形見の小袖を着て、祝言を挙げられる事に。
ここへきて、余一と、井筒屋の関係がわかった。
知っているのは、余一の昔馴染みの六助のみ。
しかし、血が血を呼ぶのか、余一と腹違いの弟、井筒屋の愁介は、近づきつつあった。
面白くなってきた。
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なんやかやと、大隈屋の邪魔をしてはお玉を手に入れようとしてる京都井筒屋江戸店の愁介。
先先代のスキャンダルをネタに、揺すってきた。
こうなれば、後藤屋の大旦那に引き合わせて、本当の意味でのお玉を手に入れる狙いを叶えてお玉から目を逸らそうとする綾太郎。
秘密裏に話を進める。
今回もお玉にアドバイスされ、後藤屋大旦那のお眼鏡に叶うべく、着物を一工夫。
殺人事件な度はおこならいこのシリーズだが、着物を商売にする店が着物を商売にする店が主軸となるため、いろいろな雑学がふんだんに盛り込まれる。
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ひとまずは、お糸ちゃん、おめでとう!
それにしても、お嬢さん大事と言ってるわりに猪突猛進で軽率なおみつには、頼むからもう少し落ち着きなさい、と嗜めてやりたい。
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中島要さん「なでしこ日和」、着物始末暦シリーズ№7、2016.8発行、男花、二つの藍、なですこ日和、三つの宝珠 の4話。お糸と余一が祝言に至るまでの道のり、お糸と余一、お糸と清八(娘と父親)、余一と清八、お糸とおみつ(幼馴染み)、余一とおみつ・・・、それぞれの心の内は~!
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着物始末暦の七巻。
ようやく一緒になれる事になった二人に、周りの思いが温かい。
余一の腕のある仕事振りに目をつけてきた井筒屋の存在が不気味。
これからはこの対決になっていくのかな。
何はともあれ、おめでとう!の一巻。
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着物の始末屋第7弾
今回はお糸ちゃんのおとっつぁんの素敵さが光った。子を想う親心は広く深いが故に頑なになってしまう。でもちゃんと筋が通っていて、ゆるせないものはゆるせない。真正面からぶつかって駄目になるような相手なんか願い下げだ。大切なのはちゃんと相手とぶつかる事。飲み込んでもやもやしたままではいつか消化不良をおこしてしまう。それをちゃんと教えてくれるおとっつぁんカッコいい。
そんなおとっつぁんの撫子に込めた想いの可愛らしいことときたらもぅ。
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あー、よかった。
お糸と余一の思いが通じ合ったものの、父親の許しが得られず、の前巻の続きが読めた。
本音を素直に伝え合うシーンは愛おしくてならない。
お糸のために用意した帯の刺繍や、撫子柄に込めた思いの読み解きなど、余一の思いの深さがわかって胸に沁みる。
ご隠居にスパッといかれるシーンは爽快だけど、綾太郎はそんなに立派な旦那だったかなあ、と。褒められたのは余一とはいえ。
次巻も楽しみ。
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202104~5/全10巻まとめて。着物始末職人と彼をとりまく人々との物語。良く言えば人間らしいんだけど、性格の嫌な部分が目につきすぎて登場人物達があまり好きになれなかったのと、恋愛話ターンにあまり魅力を感じずハマるまではいかなかった。奉公人おみつが一番苦手。六助の特殊能力設定も必要に思えなかった。話によってメインになる登場人物が変わるタイプの短編なので、別話・別視点だけど同じエピソードが再三出てきたり、時系列でみるとわかりにくい時も。とはいえ、巻を重ねるごとにキャラ達への多少の愛着もわき笑、若旦那綾太郎達の成長もみてとれ、全巻面白く読めた。巻末に着物柄説明が入っている趣向も良い。
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ついにお糸を嫁に貰う決心がついた
自分の生まれ素性が翌ないという謎の
理由で自分は子供を為さない方が良い
と頑なな気持ちも周囲の後押しで決断
綾太郎もナンダカ良い人間になってら
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シリーズ7巻も面白かったです。
余一とお糸が前巻で一緒になったのに、許されるまでまた一冊…でも、周りにも受け入れられて良かったです。
そして巻を重ねる毎に綾太郎の株が上がっていきます。この人が一番成長した気がします。
逆におみつは変わらなくて…
井筒屋が遂に余一に接触してきて、こちらの続きも楽しみです。
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おみつの気持ちが切なかった。
おみつのキャラクターは個性がある。鬱陶しい部分もあるけど、その不器用さが味わい深い。
おみつの幸せの形はなんだろうか。