あらすじ
本や人との「縁」を失くした者の前にだけ現れるという不思議な古書店『止まり木』で働く名取司。ある日、自らを魔法使いだと名乗る店主の亜門が、書庫の整理をしてくると、店の奥に消えて行った。奥の部屋が気になってしかたがない司は、亜門の友人・コバルトとともに、亜門が入った「秘密の書庫」に向かう。そして、そこで見た光景に驚愕する――。新キャラクターも登場し、ますます目が離せない人気シリーズ第三弾!
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Posted by ブクログ
一言でこの本を評価するなら、「読みやすい」。
読むのが全然苦でないし、世界観が特殊でありながら
矛盾も生じていません。
ちゃんとファンタジーしています。
ただ読みやすいだけでなく、ストーリーもしっかりしていて
ハマる要素もあります。
1部の登場人物は「七大罪の悪魔」をモチーフにしたものですが、
当の本人たちは別に世界の滅亡を望んでいたり
滅ぼそうとしたりはせず、至極平和なお話ではあります。
ただ、本作で天使サイドのキャラクターが初登場。
主人公-司-が板挟みにされているのはフィクション小説として
面白い要素のひとつではあるのですが、
テーマが「本」のこのシリーズにおいて
天使と悪魔が両方登場してしまうと、やがてその二方の
争いなんかがメインになりそうで少し心配ではあります。
続編も読むつもりですが、これまで通りのほほんとした世界観で
あってほしいものです。
何でも出て来い!
うっわ~~!
とうとう、大天使まで、出てきた!
もう、何でも出て来い状態….….何が出て来ても、驚かないぞ(笑)
やはり、ここに出てくる本は、読み返してみたい。
Posted by ブクログ
メインキャラクターが出揃ったかと思っていたら、新キャラクターの登場。
すわ宗教戦争かと思いきや、ノルマ達成の為……
サラリーな天使に笑ってしまいました。
作中のテ・エ・カフェ、何時か飲んでみたいです!