あらすじ
「小説家になろう」で短編作品として異例の日刊ランキング1位を獲得した大人気ファンタジーが待望のコミカライズ!孤児院に住む少女に魔法を教える白猫、森で代々続くねこじゃらし畑を守る職人猫。城下町で「普通の猫」として暮らす猫もいて、それぞれが自由気ままな猫ライフを謳歌する。森の猫と竜、人間の温かくて不思議な物語の最新刊がついに発売!!城を抜け出した王子は英雄の黒猫と共に、冒険のお伴にふさわしい武器を求めて鍛冶の街へ。白猫は孤児院の少女を魔法使いにすべく魔法学校へ入学させようと奮闘するが、どうも少女はやる気がない模様。森では、一番の長寿猫・ポムポラが、いつもと同じように、いつもとは少し違う永い散歩にでかけ……。
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今巻は泣けました。
ポムポラじーにゃんのお話は何回読んでも泣ける。
お別れって悟った羽のおじちゃんが、気をつけて、って2回繰り返すのがまた切ない。
魔法使える猫にゃんは普通より長生きそうだけど、それでも別れがあって、羽のおじちゃんは慈しむ日々の中で幾多の出会いと別れを繰り返したのかな、ってシンミリきちゃいました。
一番最後の話、サブタイトルもあって途中から気づいたけどそれでも泣けた。
竜はこれまでずっとみんなを見送ってきたんだろうな...
寂しいだろうに...。
どの話も本当に面白い。
始めの
竜が産みおとされた時から何年経っているんだろう。育ての母と羽のおじちゃんが再会できるといいなぁ。そこからずっと森で沢山の子達に生きる術を教え続け最期を迎える猫も見送る。人間よりは長生きなんだろうけど竜よりは寿命短いから別れもみなきゃいけないのは切ないよね。
最後はしんみり回だけど良い話だった。
羽のおじちゃん印が
羽のおじちゃん印の子猫に遭遇しちゃう半人前冒険者の話が好きだった。読み返すと、この辺から何世代もの関係性が出てきて複雑になっていった気がする
ミケミケはおねえさん
ちっちゃいにゃんこが可愛いければ、ママにゃんも可愛い。
魔物は、逆に個性的でカオス。
定番の魔物とは違う落花生みたいなん出てきた。
猫でも、おばさん呼ばわりは嫌なんだね、ミケミケおねえさん。
ウルウル
猫とその友人たちがやりたいことを見つけていきいきしているのがとても良い。そして、それを見守る?それに振り回される?竜もほほえましい。今巻はしんみり話もあり、ウルウルくるシメでした。
この原作者は…
…何歳なんだろう、と考える。
「終の寝床」を読んだ後は、やはりそう思ってしまう。
人生(猫生?)の最後の日を描くのは、若い内では難しいだろう。小生は今64歳だが、今なら判る部分があった。
匿名
気づくと竜が親目線なんだよね、猫たちはすごくたくさんいるけど1匹1匹を大切にしてて、死まで看取るなんて、なんだか今回はちょっとしんみりしたかな。
匿名
猫も人間もいきいきしてる!
猫も人間もやりたいことを見つけていきいきしているのが良いですね!基本ハッピーな話が多いですがポムポラの話は涙腺にきました。
匿名
よい
羽のおじちゃんの子育てから始まり、羽のおじちゃんが猫を看取る?巻でした。
寿命が違うからこその悲しさのある話でした。
温かく切ない
モヤモヤしたりイライラしたりムカムカしたり、という場面が見事に一切なく、ただひたすらに癒やされる。猫も人間もほとんどのキャラクターに固有の名前がないのに、それぞれの個性が伝わり、愛着を感じる。
癒やされる~
羽のおじちゃんの心配性は「守る責任感」だけじゃ無く、幼少時のビビリ(笑)も原因? でも猫かわいがりじゃなくちゃんと育てるポイントは押さえています(母猫譲り?)。 ストーリーにも悪意が出てこないし、猫たちの見守る眼差しはヒトにも猫にも本当に優しくて、こんな世界に生まれたかったなぁ~