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Posted by ブクログ
えぇー!!!と思わず言ってしまい、ほぼ一気読み。こんな感じで、前巻「楽園の烏」の、雪哉のたぬきジジイっぷりにつながるのか…作者さんの頭の中どうなってるんだろう。
今ちょうどアニメもやってるので、雪哉の成長というか、こうなる過程がつらい。つらすぎる。若宮と絆を深めてきてたはずなのに…。
個人的には明瑠がとてもつらい。あせびの君は、本当わからん人だ…。
最後は雪哉も報われてほしい。きっと雪哉なら最終的に浜木綿も紫苑の宮も守れると、奈月彦は思って託したと思いたい。
文庫版で読んだけど、読み終わったあとに表紙見ると泣けてくる。『あーあ、だから、駄目だと言ったのに』
Posted by ブクログ
猿との大戦から前作までの間に何が起こったかを描く今作、相変わらず面白かった。
紫苑の宮や金烏といった役職で人を示す時にはミスリードをさせるように誘っており、今作で前作の最後の一行であった「紫苑の宮」の正体がわかるなどした。
また、ここで奈津彦が殺されていたから、前作の若き金烏は凪彦なのか、と合点がいった。
とすると、前作の幽霊は紫苑の宮かな、とも思った。
Posted by ブクログ
面白かったーーーー!!!!!!
1巻以降、殆ど表に出なかった藤波と大紫の御前がここにきて重要な役割を果たし、結果として2人も利用されていたという事実に驚愕でした。
また、雪哉の変化にも読みながらゾクゾクしてしまった。今まで読んできた話が一気に繋がり、忠誠を誓っていたのが奈月彦ではなく「真の金烏」だったと自覚させられるシーンは雪哉と共にショックを受けました。
本当に面白かった。澄生は何者なのか、紫苑の宮はどうなったのか。気になることが沢山で、次巻もますます楽しみです。