あらすじ
パキスタンの長距離バスは、凄まじかった。道の真ん中を猛スピードで突っ走り、対向車と肝試しのチキン・レースを展開する。そんなクレイジー・エクスプレスで、〈私〉はシルクロードを一路西へと向かった。カブールではヒッピー宿の客引きをしたり、テヘランではなつかしい人との再会を果たしたり。〈私〉は冬の訪れを怖れつつ、前へ前へと進むことに快感のようなものを覚えはじめていた――。今福龍太氏との対談「終わりなき旅の途上で」を収録。「あの旅をめぐるエッセイIV 秋の果実」が新たに追加された【増補新版】。※本電子書籍は、令和二年八月発行の新潮文庫(新版)を底本としています。
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Posted by ブクログ
ついにパキスタンへ。
パキスタンと言えばデコトラ。
バスもデコってるんだろうなぁ。
デコバスでぶっ飛ばすの怖すぎる。
基本移動の話ばかりでインドに比べると物足りなさを感じるけど、ラマダン中のフライング合戦おもろすぎた。
今はなかなか行けないアフガニスタン。
部族の関所とかローカルルールがややこしそう。
大相撲アフガン場所。
宿のマネージャー、カマルのエピソードがよかった。
そして、まさか磯崎新の登場にビックリ。
やっぱり好きな人には知らないうちに引き寄せられるんだろうか。
私も磯崎夫婦に早く会いたくて読んでる時ハラハラドキドキした。
バスの同乗者も警察官も最高やん。
イラン入ってからまた元気になったみたいでよかった。
長く旅を続けると疲労もあるし、精神的に脆くなってしまうことがあるんだなぁ。
バザールの時計屋との交渉にマカオのギャンブルに近い緊張感を覚えて面白かった。
段々と物価が上がっていくのを実感できた。
総じてイラン最高。やっぱり行きたい。
Posted by ブクログ
イランは行ってみたい国のひとつ(シーラーズのピンクモスクを見てみたいという程度の動機だけど)
深夜特急は、旅をするとはどういうことか、を考えさせてくれる。4巻目の対談(文化人類学者 今福龍太氏と)では特にそうで、
「留まることと移動することについて」
「世界には2種類の場所がある。放っておいても何かが起こる場所と、自分からアクションしないと物事が動かない場所」
「それを知って何かが起こる場所へ出向くのか、それとも行った先が結果的にそうなのか」
それから、言葉で理解することの限界について知りながらも、言葉で理解できることもあると希望を捨てない…というフィールドワークやインタビューについての話もおもしろかった。