【感想・ネタバレ】満月珈琲店の星詠み~ライオンズゲートの奇跡~のレビュー

あらすじ

至高のスイーツと占星術が あなたの幸せを後押しします。
イラストと最高のマリアージュ! 待望の書下ろし文庫シリーズ第3弾!

満月の夜にだけ開く不思議な珈琲店。
優しい猫店主が、極上のコーヒーとスイーツ、そして「星詠み」で疲れた人々をおもてなしする。

八月の新月、三毛猫のマスターのもとに、美しい海王星の遣い・サラが訪れた。特別に満月珈琲店を手伝うという。
人に夢を与えるサラが動いたことで、気後れして母に会えずにいた沙月、自分の気持ちを蔑ろにしてきた藤子、才能の限界を感じた作家の二季草、彼らの心の扉が開かれる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

青春小説も混ざっていて、清々しい余韻を残す物語だった。恋愛対象ではないけれど、愛しいと思う人がいる。そして、大好きな人に恋愛感情を持たれていないことがわかる辛さもある。
それでもなお、共に歩みたい人生がある。

過去の自分の作品の編集者となっていた渉。作品ストックが尽きて、売れない作家となった時の苦悩。しかし、藤子と歩み始めた暮らしの中で、新たな着想を経て成功してゆく。

一筋縄ではいかない人生だけど、自分の本音に誠実に向き合うことができれば、結果によらずそれは自分を大事にすることになる。そのチャンスをもう一度与えられた登場人物達だった。



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2025年11月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一巻で見た沙月の家族の真相を知ることができて楽しかった!
新しい海王星のキャラクター「サラ」も出てきて興味深かったです。

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2025年10月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

満月珈琲店シリーズ3巻目⟡.·
今回もやっぱり最初に素敵なイラストたちが!
シリウスのレアチーズケーキと夏の大三角のアイスキャンデーが気になる(*ˊ˘ˋ*)
今までの短編集ではなく長編だったがあっという間に読み終わったし過去作の登場人物か出てきて繋がっていた!

海王星のサラさんが訪れ満月珈琲店を手伝うことに。でも海王星ということでやっぱりエネルギーが他とは違って強いらしい。
人に夢を与えるサラさんが動き、鮎川沙月の母藤子と作家の鮎沢渉(沙月の父だった)が長い年月を経て良い選択が出来て幸せそう(*´꒳`*)(事故った時はどうなるかと思ったけど時空を超えていた)

八月八日前後は獅子の扉が開いている───おおいぬ座の一等星『シリウス』の強いエネルギーが地球にダイレクトに届いてる特別な時。
→ここを読んでたら私の話(?)と思わず思った(笑)8/8は結婚記念日であり婚約指輪はシリウスの名前が付いている( ⸍ɞ̴̶̷ ·̫ ɞ̴̶̷⸌ )たまたまかもだけど、でもあの時の私はこの名前の指輪に惹かれて選択して、全く後悔してないし大事な宝物になってる⟡.·


『自分を幸せに出来るのは自分だけ』
人生はいくつもの選択肢がありそれを自分が選んでいる。自分の気持ちに正直に生きようと考えさせられた。例え自分が望まない選択であっても納得させてから選ぶ方がいいらしい。
また次作も楽しみ( ´˘` )

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2025年04月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ3冊目、なるほど今回はこんな感じなのね。
今までの2冊と少し異なるテイストだけど、これはこれで楽しく読ませていただきました。

今回も、悩みに寄り添い、そっと背中を押してくれる物語と思いきや、まさか未来を変えてくるとは…さすが海王星、やることがデカい…

自分の心を蔑ろにせず、認めて、謝って、決意表明して。きっと簡単ではないけれど、なるべく自分を偽らずに生きていけたらいいね。

もし何かに背中を押されたような気分になったら、未来の自分からのエールだと思って、行動に移してみたいと思います。

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2025年07月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ひとまず、印象に残った言葉。
「たとえば体重60キロの女性がいたとする。
それは、その人がしている生活=60キロの体重、
その体型を作り出しているということ。
そこから5キロ減らしたいなら、一時的に何かをするんじゃなくて、そもそも生活を変えなきゃ。」
中略
「どういうふうに?」
「たとえば、毎度の食事を腹8分目にする。それがもしストレスなら最初は9分目でもいい。、、、続く」

最後に印象に残った言葉
「幸せな時間をたくさんありがとう。私は、あなたにたくさん宝物をよらったよ」

この部分にはとても共感できました。

背景の導入に誌面の半分以上を使うのでそこを堪えて読み進むことができれば楽しく読み終われると思います。

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2025年06月21日

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