あらすじ
「家で一人」の今だからこそ、陥りやすい「病い」とは? 人手も、機材も限られた夜勤帯で、医者が最大限力を発揮するための「仕事」の考え方とは? その人に取っての最善の医療を見つけ出すため、総合診療医・徳重晃は、患者とも、医者とも深く「対話」する!
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当直や診療科間のいざこざ等も
当直に関連するエピソードでは、やはり総合病院でも夜、残っているのは別の診療科の医師だったりなので、担当に連絡を入れたりとか、患者がイマイチ信用してくれないケースも出てきます。
ただ、患者からすれば医師は医師なので、泌尿器科と産婦人科の担当医師間がギクシャクして真っ当な診断ができないのでは全然ダメでしょうし……。
診断にイチャモンをつけるにしても、動脈乖離の危険性くらいは知っておいて欲しいものです。
Posted by ブクログ
ALIの章や、性器ヘルペスの章を見て思うのは、総合診療科以外の診療科は、エキスパートだからこその弊害がとてもあるよなーということ。
自分の領域以外のことは考えないと言うか、考えられない。
患者からしたら、領域なんてわからないのに、結果的に見過ごされちゃうんだよな。。
総合診療科がもっとあったら良いのにと思った。
あと、社台さんや、天白医師の言葉がよかった。
Posted by ブクログ
ALIのエピソード、見つかってよかったし見つけるのが大変なのは分かるが
現実だとレントゲンで異常がないから痛み止めを出されて返されて、様子見て痛かったらまた来てで終わりがちだと思う。
医者ガチャの話で言えば、島野は最悪ではないか。
徳重先生がふたりをたてているのは偉いし
最初の受診時は症状が大きく出ていなかったから判断が難しかったと言ってはいるが
患者からしたら不調があるから専門家に相談に行ったのにたらい回しにされている間に悪化したという状況だ。
自分なら同じ病院に行こうとは思わない。
そもそも最初に総診にコンサルしてくれていれば良かったのにと思った。