あらすじ
感染症が治った後に起こる、体の疲れやだるさ――思わぬ身体の変化の正体は?
子どもの見慣れない肌の不調…親も気づけなかった「アレルギー」の原因とは?
あなたの身体や生活に影響を及ぼす「原因」を、正しく見つけ出す。
外科や内科、18の専門科だけでは治せない、患者という「人間そのもの」を診る、総合診療医・徳重晃の真価が発揮される第4巻!
感情タグBEST3
診断がすぐにくださらない、それによる金銭面の負担や不安、待ち時間が長いなどの理由で
病院嫌いですが
このお話を読んでお医者さんの大変さへの理解度が高まり、人と人のコミュニケーションがどれほど大事なのか感じれました。
東郷先生の変化、かっこよかった!
2番目で手のかからないようにみえる子どもや、父子家庭の娘との生理痛問題などなど。
今回も共感できるところも多いし、勉強になる!
病院経営の話なども
院長とその息子(外科医)、外科部長がそれなりに対立関係にあるようで、まだ医師になって3年目の滝野さんはあまり詳細まで走らなかったようです。
救急で訪れた患者(再診を多忙でサボって悪化させていた)の緊急手術の対応に関連して、総合診療科は本当に役に立っているのか?という問いを投げかけたのに対する院長とその息子の返しが良かったです。
あとはいわゆる慢性疲労症候群の患者さんや、生理痛に関して片親の父とは話しづらい娘さんの事例や、4人兄弟の次男がしっかりしていても妙な発疹が治らず、色々調べて柔軟剤のアレルギー反応と判明して母親とも色々と相談すべしとなる症例も出てきたりで、やはり精神的にも患者さんをキチンとみる重要性が強調されるようなエピソードが増えてきています。
Posted by ブクログ
今回も良かった。
「休めない」。
その気持ちわかるわー。。と思った。
休んだら、自分の居場所、いる価値がなくなるという不安。
たぶん、今だに私はそれを抱えていそうな気がする。
ただ、人を頼ることは少しずつでができるようにはなってきたが。
だから、共感しかなかった。
東郷Jr.、いいこと言うなー。
Posted by ブクログ
医者ガチャに外れたことしかないので、
ここまできちんと話を聞いてくれる病院があるのは羨ましいし、
こういう病院ならきちんと通いたいと思えると思う。
ジュニアがきちんと意見を言ってくれて好感が持てた。
この漫画の社会人の会社の人たちはいい人が多くてそこも羨ましく感じてしまう。
実際親身になって心配してくれる人なんてほとんどいない。
きっちり休めというよりはならばやめてくれという会社の方が多い。
暖かい人たちが登場人物に多いのは読んでいて楽しい。
柔軟剤のアレルギーもさることながら
中学生の息子に両親が甘えすぎなところが非常に気になった。
これもただの皮膚科に行ったぐらいでは解決しなかっただろうと思う。
父親に生理のことを言うのはそんなに難しいことなのだろうか。正直自分にはよくわからなかった。
同じ女でも理解できない人は理解できないのだし
母親ならば大丈夫ということもなかろう。
おばさんが父親に話を通してあげてくれればいいのにとは思った。
自分に生理がないから分からない部分があったとしても、父親だから無理ということもないのにその辺りは疑問だが
物語の中では解決を見たようなのでその点は良かったと思う。