あらすじ
アイドル声優活動をしながらも、演技派声優として評価されていく歌種やすみ。彼女に対抗すべく、マネージャーの成瀬から『歌姫』を目指そうと言われた夕陽はソロライブに挑戦することに!
「ワンマンライブ、頑張ろう! 全員で夕陽ちゃんを全力でフォローするし、力いっぱい担いでいくから!」
ライブの成功に必要なのは、乙女のような憧れの存在としてのオーラ? それとも、由美子のようなファンへの愛嬌? アイドルの分野でも誰にも負けたくない夕陽に、ファンを魅了する専門家、後輩声優のモコは告げる。
「たぶん、失敗します。――夕暮夕陽は、アイドル声優ではないから」
あの日の自分と向き合う、青春声優ストーリー・第14弾!
【ギャル×根暗女子】相性最悪の女子高生アイドル声優による青春コメディ!!
偶然にも同級生な仲良しコンビのラジオ番組が開始!
しかしその裏では煽り合い、マウントの取り合いが繰り広げられていた!?
表と裏の顔がまるで違う彼女たちの、そんな修羅場が本作の見どころでもありますが、それだけではありません。
清楚で可愛い声優としてのキャラを演じることへの苦悩。
その他様々なトラブルに直面し「もう声優としてやっていけないかもしれない」。なんてことも。
しかし本心ではリスペクトし合っている彼女たちは、互いに支え合ってプロの声優として成長していく。
そういった部分がこの作品の本質となっています。
(百合的な雰囲気もあり「おまえら本当は仲良いだろ」とツッコミたくなること必至。)
どんなシーンでもシリアスになり過ぎることなく、するりと読める傑作です。
感情タグBEST3
ネタバレはありません。