【感想・ネタバレ】スパイ教室12 《万愚節》のエルナのレビュー

あらすじ

《暁闇計画》を巡る『灯』の戦いはついに最終局面へ。不動を貫くニケ、『焔』の双子の死の真相、計画に潜む『蛇』のフィクサー。世界の秘密を巡り数多の陰謀が絡み合う中、いよいよ革命の朝を迎える――。

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落ちこぼれ少女達が死亡率九割超の『不可能任務』に挑むスパイファンタジー!

「戦争はコスパが悪い」として、スパイ達による情報戦が繰り広げられる世界のとある国で発足したチーム『灯』。
そこに集められたのは各地の養成学校の落ちこぼれ少女達で、ボス兼教官の青年・クラウスは凄腕のスパイだが口下手&超絶教え下手なポンコツだった!

本作は、そんな彼女達が超難度の任務に挑み絶体絶命のピンチに陥りつつも、なんやかんやそれを乗り越えていくお話となっております。
(最終的にクラウスさんがごり押しでなんとかしちゃったり?)

スパイものならではのトリックも随所に散りばめられており、アクション要素もあり。
尖った能力とどこかしらに難がある個性的な面々の会話によるコミカル要素も。

このような題材のものとして、読みやすく非常にライトに楽しめる1作です!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

灯とニケとの化かし合い。裏をかけたと思いきや、あっさり巻き返される。

クラウスが立てた象徴を死なせるという作戦は、まさかのかつて双子が考えた作戦と同じであった。アルチュールが裏切り者だったことは想定外だったものの、最終的に象徴作戦は成功させたことは奇跡的。

アネットの取り乱し様は印象的だった。狂気のキャラと思っていたけど、ちゃんと心があったんだ。

久しぶりのクラウス登場にも感動。タナトスを瞬殺というのがカッコ良過ぎる。

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2025年03月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

印象になった言葉
クラウスが一年ぶりに見る、成長した部下たちの姿。クラウスの力に頼らず、革命を成し遂げた『灯』の少女たち。

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2025年07月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

毎回、さて、この巻ではどんな種明かしが待っているのだろうと楽しみになっているが、今回も期待を裏切られず、予想できない結末となった。
特にアネットがあんなに取り乱すなんて、母親を手にかけたときの彼女とは似ても似つかない。そして、アネットが機械なんかではないと言い切ったサラも格好良かった。
『灯』の少女たちの自分たちより数段上の相手にも果敢に立ち向かう姿勢が本当に凄い。少しでも自分が足止めできれば…!と自分を犠牲にしても仲間が革命を為すことに懸けるなんて早々できない。今回も身体張ってるなぁ…。

敵の中では、心理戦を得意とする藍蝗が強敵だった。身体能力皆無なのにね。半端ない。絶対、敵にしたくない。圧倒的強さのニケですら、こいつには一目置いてるもの。ニケも頭が回って作戦の先の先を読んでいるところは流石なんだけれど、いかんせん小手先ばかりな感じがして少々不満。やっぱりニケには暴力的にすべてを跪かせてほしい(どっちの味方なんだ)。

革命の部もそろそろ終わりを迎えそうだが、気になる『暁闇計画』の全貌はまだ明らかになっていない。いつまで待たされるのだろう。

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2024年12月07日

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