あらすじ
「主人公はレモンが書店で爆発する場面を想像して、辛気くさい思いを晴らしたんやったな」――五年前に失意の美星を救ったのは、いまは亡き大叔母が仕掛けた小さな“謎”だった――。京都にひっそりとたたずむ珈琲店《タレーラン》の庭に植えられたレモンの樹の秘密を描いた「純喫茶タレーランの庭で」をはじめ、五つの事件と書き下ろしショート・ショートを特別収録したミステリー短編集。
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Posted by ブクログ
サブタイトル通り、ブレイクタイム…今回はスピンオフ作品集ですね。とはいえ、1話目からガッツリ騙されます。最後の奥様との思い出話は、ほっこりさせるもの。自分のために時間や労力をかけてくれること、そんなことより自分の方が大事よと言ってくれることはこの上ない幸せだろうな。
Posted by ブクログ
5つのショートショートをまとめた著作。
特に前半の2作品について、文字のみのミステリという特徴を活かしたプロットが印象的でした。
個人的には、4作品目が、ミステリ要素と心の揺れ動きとが綯い交ぜになっていて、一番よかったと思います。
Posted by ブクログ
話し手がアオヤマさんではないので、これまでとは違った印象だった。
倒叙トリックが多かった気がする。
個人的には京都旅行中に読んでいたので、雰囲気が出て良かった。
Posted by ブクログ
スピンオフ短編集なので美星さんとアオヤマくんは出てきたり、出てこなかったり。
語り部がアオヤマくんでは無いのが新鮮でした。特に『パリェッタの恋』と『純喫茶タレーランの庭で』が好きです。
読み終わったあとに心の奥がふわふわと温かくなりました。私にもそんな相手が見つかるといいなぁと。
『午後三時までの退屈な風景』は意外な語り部で最後までアオヤマくんだと思い込んでました。『消えたプレゼント・ダーツ』でダーツの知識を知れました。今度機会があったらしてみたいな。全編を通して楽しかったです。
Posted by ブクログ
今回は短編集。
やはりこちらの方が、タレーランっぽいでしょうか。
3冊目はあまりお店も描かれなかったですし。
一人称でちょっとした勘違いを誘う(…つもりはなかったのかな?)
それのバリエーションなどんでん返し。
はたまた“初めてのお使い”(お使いではないですが、ネタバレを避けるため)
やはり、才能を極めて行く人の苦悩と喜びは計り知れないな…というものと。
亡き人の思い出。
ほっとする、珈琲ブレイク的なお話。
私は、檸檬の話が一番好きでした。
京都だし。
植物と人間にも心のつながりがあるのかな、と、飛び梅伝説なんかも思い出したりして…
Posted by ブクログ
タレーラン第四作目。今回は長編だった第三作目とは打って変わって独立した短編より構成。第一、二作目とも違い最後に繋がるということもなかった。
好みは分かれると思うが、個人的にはサクサク読めて良かったと思う。
1つ目の話が、ネコ目線とは気付かずびっくり。面白かった。
2つ目の話は、年齢が鍵となる叙述トリックで、完全に騙されたものの、申し訳ないのですが生理的に受け付けず…。
5つ目の檸檬の話が、多分メインだと思われ、温かい気持ちになれる素敵なお話だった。
今回は珈琲店感はあまりなかったものの、例によって人の死なない、割とライトなミステリで、めちゃくちゃ面白いというわけではないものの、スッと読めるので、いつも楽しく読ませていただいてます。
珈琲店感がなかったので、コーヒーを飲みたくはならなかった。
…どうせ飲めないけど。
その代わり、ネコのお話がいくつかあったので、ネコに触れ合いたくなった。
次は第五作目だ。