あらすじ
絶対無双たる十六名の修羅を争わせ、“本物の勇者”を決める六合上覧。
凄惨な破壊をもたらした第二試合が終わり、次なるは、第三試合。柳の剣のソウジロウ及び移り気なオゾネズマ。
一目で相手の殺し方を見出し、伝説すらただの事実へと堕する頂点の剣技を振るうソウジロウに対し、謎多きキメラのオゾネズマが用意していた“手”とは――。
そして六合上覧の裏では、黄都、黒曜の瞳、オカフ自由都市など、各勢力の思惑が交差し複雑に絡み合っていく。
全員が最強、全員が英雄、一人だけが勇者。“本物”を決める激闘は熱を帯びていく。
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Posted by ブクログ
第三試合。移り気なオゾネズマの切り札に、〝本物の魔王〟の腕が出てきて驚かされました。死んでなお恐怖を撒き散らし続ける恐ろしさを突きつけられ、それを御していたつもりのオゾネズマすらも、自覚なく自ら死に突き進んでいたという悍ましさを感じました。
第四試合。万能の詞術をもつ世界詞のキアが人を殺す事が出来ずに窮地に追いやられ、逸脱の力を持たぬ絶対なるロスクレイが観客すらも味方につけ敗北から遠ざけられる。強い力を持つから勝てるわけではなく、味方の数が勝敗に直結するというある意味で六合上覧らしい結末になったと思います。
第五試合。通り禍のクゼは自身が赦されようと思っておらず、〝教会〟の罪を全て被る事で詞神の信仰を守ろうとしていると知り、救いの無さを突き付けられた気分です。罪の無い子供を救いたいと言うのは簡単ではあるけれど、真にそれを行う事が如何に難しいかという事を突き付けられた気がしました。
Posted by ブクログ
(キアの世界詞の力は最強だけど、弱点があるとしたら使い手が純真な少女ってところだよなぁ)
そんな考えを持ちながら読んできたのですが、まさにそこをつかれての決着
そしてその展開がまたお見事すぎて、違和感のない納得の決着で最高の第四試合でした
ロスクレイのこと大好きになってます
そしてもうひとつのとんでも能力、クゼ&ナスティーク
これについても弱点を予想していたんですよ
(殺意に反応するというなら、殺意の存在しない圧倒的な力、例えばルクノカは殺意なんてなくても戯れ程度の意識で相手は殺せちゃうだろうし、ツーも無自覚に殺意無く相手を殺せたりするんじゃないだろうか)
てな具合に
そしたら!
クゼさん、視界の範囲にいる相手を意識的に殺せるっていう隠し玉を持ってるじゃないですか!
そんなん、どうするのよもう(笑
ただウハクの反異能には弱いらしいので、そのあたりが今後のキモになってくるのかな?
面白過ぎて続きを読む手が止まりません
まだ4巻、まだまだ読める!嬉しい!
※追記※
その後調べてみたところ、ナスティークは殺意ではなく死という現象そのものに発動するとの事でした
だから例えば、クゼが子供とじゃれあっている時に不慮の事故で死んでしまうような事態になれば、ナスティークさんはその子供を殺してしまうでしょう、みたいな
こえー
Posted by ブクログ
各陣営の陰謀渦巻く中で、ツーちゃんの純真さやソウジロウの斬り合いへのまっすぐさが眩しい。
エレア先生(涙)
黄都の熱狂はロスクレイの敗北を絶対に認めない。ロスクレイ自身よりもその状況が怖すぎるし強敵すぎるよ。
これはキアちゃん可哀想だよ……