あらすじ
圧倒的な力をもつ修羅達の戦闘により凄惨な破滅を迎えた新魔王戦争。
しかし、世界にはまだ時代を変革しうる逸脱の存在がある。
無限に再生し蘇るたび自身の死因を克服するゴーレム、超長距離から地形ごと壊滅させる巨人の弓兵、巻き込んだ全てを微塵へと変える砂嵐……。
能力や種族の頂点を極めた修羅達と、それを利用すべく謀略を張り巡らす者達が一点に集う時、宿命と吉兆が交差する殺界が現出する。
全員が最強、全員が英雄、一人だけが勇者。“本物”を決める死闘がここにある。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
災厄が来る。ヤマガ大漠に伝わる微塵嵐の襲来の報が齎され、黄都二十九官がそれに対処する。
そう、評する事は出来るけれど、実態は微塵嵐アトラゼクという、古くから存在する災厄であろうとも修羅には遠く及ばないと示されただけでした。
今巻では、血鬼の特性を活かし微塵嵐を操った黒曜リナリス、黄都そのものを味方に付け微塵嵐の襲来を利用した絶対なるロスクレイ、あらゆる勢力に微塵嵐の情報を売り盤面を作り上げた〝灰髪の子供〟と情報を制し暗躍する方々が目立ってました。
そして、度々名前があがっていた絶対なるロスクレイが黄都が作り上げた人工英雄であったという衝撃の事実も明かされました。
とはいえ、建前として絶対なるロスクレイを勝ち上がらせるとなってはいるものの、素直に勝てそうな修羅が居ないのも事実。その辺り、どうしていくのか六合上覧の開催が楽しみです。
Posted by ブクログ
今巻から登場する修羅たちも全員最強でみんなかっこいい!
みんな最強でみんなエモいバックグラウンド持ってて、推しが絞れない><
思惑蠢く政治戦とド派手なバトル、どっちも行く先が気になりすぎる!
総力戦
敵対していたり別勢力同士が協力して、戦うのは熱い。
勇者候補16名あと何人出るのかな?
それとも決戦? 楽しみ。
Posted by ブクログ
アニメから作品を知って原作を読んでいます
原作第一巻はそのままアニメ第一期でしたが、この原作二巻はアニメの二期で言うと六割程の進み方といったところでしょうか
なので、アニメではカットされたシーンが多々あります
いいですね、にやにやしながら読んでいます
この作者さんは、豊富な語彙・饒舌な文体でちょっと大仰な文章を書かれるなという印象を持ちました
で、言葉回しはややくどいくらいなのに、状況描写自体はやたらあっさりしている所があるんですよね
アニメで放映されていたシーンは脳内に映像が浮かんで興奮して読めたのですが、上記のアニメでカットされたシーンを読んだ時にちょっと脳内で映像にしづらい部分がありまして
そこだけが今後読むうえでちょっと不安に感じてしまったり
とはいえ、お話はどんどん盛り上がっています
「この勇者候補、確かに強いけど今まで出ていたキャラに比べたらちょっと張り合えるレベルにはないのでは?」なんて事も思ったりするのですが、それはそれとしてキャラクターの魅力で思わず応援したくなってしまうような上手いバランス感になっています
このペースで行けば、次巻ではいよいよアニメ放映分のさらに先の世界が読めそうです
楽しみ!