あらすじ
星馳せアルスによって大打撃を受けた黄都。
これに乗じた権力奪還のため、二十九官を追放された巨魁・異相の冊のイリオルデが動き始める。イリオルデは歴史の裏でうごめく魔王自称者たちを結集させ……。
陰謀が渦巻くなか、六合上覧は第二回戦に突入。
再び互角に立ち合える相手を求めて微笑む、ルクノカ。
そして、サイアノプが隠し持つ、真なる最強をも覆しうる“必殺”とは――。
第九試合。極点の格闘家・無尽無流のサイアノプvs英雄殺しの伝説・冬のルクノカ。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
サイアノプかっこいい!
自身の力だけでなくツツリたちの横槍込みでの勝利でしたが、そんなん関係ないくらいにルクノカが強すぎるのでモヤモヤもなく読めました
上空からの不意打ちでブレスを使用不能にできた事以外は、正直大勢に影響がない感じでしたし
なにより負けたルクノカ自身が全力を出せて悔いはないと感じているので満足度も高いです
「一度死んだ程度で、彼らとは二度と話すこともできない」(P.273)
強者のセリフ過ぎて震えましたね
そして、この巻は第九試合のための巻だな、なんて思ってたらラストでまたビックリ
ハーディ、あんたロスクレイ側の人だったんか!!
この巻からイリオルデが本格的に参入してきて「謀略渦巻く展開も楽しいけど、ちょっと陣営が多くなってきちゃったかな……」なんて思ってたところでのサクッと退場
作者の掌の上で踊らされてる感にしてやられました
もうずっと面白いです
次を、早く次の巻を読みたいぃ……
Posted by ブクログ
サイアノプ最高にかっこよかったよ!!
「個」の武力でぶつかり合うことを否定するような展開からの、小さな身体ひとつでルクノカに立ち向かっていくかっこよさ……!!
これ以上寿命すり減らさないでほしいけど、きっと彼は命尽きるまで戦うんだろうなぁ。