あらすじ
時に味方は敵のような姿をしている。
ゲーム開発会社サイバーコネクトツーでチームのメンバーをまとめながら働く龍也は、開発中の新規タイトルのボスバトルを制作するプロジェクトを引き継ぐことに。しかし、そのプロジェクト、異例といえるほどに制作が長期化していた。そのすべての原因はある男のせいだった。
各業界のクリエイターから、「リアルすぎて胃が痛くなる!」と評されるほど波紋を呼ぶ本作。単行本第5巻では、ゲームを開発する“デベロッパー”でクリエイターとして活動している主人公たちが、ゲームの販売元である“パブリッシャー”からやってきた外部のプロデューサーに振り回される『プロデューサー編』に加え、魚川の葛藤を描いた外伝も収録。そのほか、単行本でしか読めない、“ゲーム業界あるある”や原作者コラムも必読!
<著者について>
●松島 幸太朗:株式会社サイバーコネクトツー所属の漫画家/過去の主な作品『ショー☆バン(森高夕次 原作)』、『ストライプブルー(森高夕次 原作)』、『永遠の一手(伊藤智義 原作)』
●松山 洋:株式会社サイバーコネクトツー代表取締役/ゲームクリエイター/代表作『.hack』シリーズ、『NARUTO-ナルト- ナルティメット』シリーズ、『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』/著書『エンターテインメントという薬』、『熱狂する現場の作り方』
感情タグBEST3
よくわかる
仕事に対して理不尽があるのはよく分かりますが、もう少し手心というか優しさを求めてもいいと思う内容になっております。
気持ち悪い人出て来た
見ててすごくイラつきました。
でも、実際こういう人いますよね。
この人が本当にすごい人であるか、とてつもなくどん底に落ちてくれないと気がすみません。
友を想いつつ
『チェイサーゲーム(5)』は、ゲーム業界の過酷さと情熱を描くお仕事マンガの第5巻。主人公・新堂龍也が、崩壊寸前のプロジェクトと若手・黒田の成長を支えながら、クライアントの無茶な要求やチームの軋轢に立ち向かう。友人がゲーム創世記のプロデューサーとして活躍しつつ若くして亡くなったことを思い、業界のシビアさに心を痛めた。過労、予算の逼迫、妥協を許さない開発の現実が、リアルで重い。松山洋のコラムは業界の裏側を深掘りし、未経験者にも学び深い。松島幸太朗の作画は、キャラの葛藤や現場の緊張感を鮮烈に表現。原作者の視点が強いとの声もあるが、ものづくりの情熱と仲間との絆は感動的だ。友人のようなクリエイターの苦闘を彷彿とさせ、シビアな業界で戦う姿に胸を打たれる。ゲーム開発の厳しさと魅力を体感する一冊。
Posted by ブクログ
【こんな人にオススメ】
ゲーム業界って何をしてるか気になる
仕事にいまいち熱意を持てない
ジョジョが好き
【感想】
魚川さんカッコいい。これが実話とは。
【好きなフレーズ】
「上司批判・体制批判はみっともないのでやめて下さい。組織に不満があるなら偉くなって下さい。」