あらすじ
その夢は夢のままか!? かなえる力はここにある!
「一緒にゲームクリエイターを目指そうぜ!」
ユーキは札幌に転校した初日、不良に絡まれているところをタツヤたちに救われる。ゲームという共通の趣味を持つことを知ったふたりは、ゲームクリエイターとなるため専門学校を目指すことになる。
各業界のクリエイターから、「リアルすぎて胃が痛くなる!」と評されるほど波紋を呼んだお仕事マンガ。単行本第3巻では、クリエイターとして活躍している主人公たちが、どのようにしてゲームクリエイターという仕事を選び、どのような道を歩み夢を叶えたのかという彼らの青年時代を描く。そのほか、単行本だけの描き下ろしエピソードとして、札幌に行った穴井の裏話を描く。原作者によるコラムなども収録。
<著者について>
●松島 幸太朗:株式会社サイバーコネクトツー所属の漫画家/過去の主な作品『ショー☆バン(森高夕次 原作)』、『ストライプブルー(森高夕次 原作)』、『永遠の一手(伊藤智義 原作)』
●松山 洋:株式会社サイバーコネクトツー代表取締役/ゲームクリエイター/代表作『.hack』シリーズ、『NARUTO-ナルト- ナルティメット』シリーズ、『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』/著書『エンターテインメントという薬』、『熱狂する現場の作り方』
感情タグBEST3
匿名
主人公達の過去編です。最初、主人公の髪型がリーゼントで誰か分かって無かったですけど髪型普通に戻してやっと繋がりました。面白くてあっという間に読み終わりました。
仕事の大変さ
自分は仕事で上司に怒られたり、失敗して人にバカにされる日々に苦しんでましたが、この漫画のお陰で生きていられます。
主人公のバックボーン
3巻は、主人公がクリエイターを目指すバックボーンの物語がメイン。
衝撃的な先輩との出会い、こういう出会いが人を変えたり成長させるんだよね。
巻末の各界のクリエイターたちの寄せ書きコメントがムネアツでした。
若くして亡くなった友を想う
ゲーム業界の厳しさと情熱を描くお仕事マンガの第3巻。主人公・新堂龍也が、問題だらけのプロジェクトと若手インターン・黒田の成長を支えながら、納期や上司との軋轢に直面。私の友人がゲーム創世記にプロデューサーとして活躍しつつ若くして亡くなった話を思い出し、業界のシビアさに改めて感じ入った。過労や人間関係のストレス、予算の制約など、リアルな描写が胸に刺さる。松山洋の経験に基づくコラムは、開発の裏側を鮮明に照らし、業界未経験者にも学び深い。松島幸太朗の作画は、キャラの葛藤や現場の緊迫感を力強く表現。やや原作者の視点が強いとの声もあるが、仕事の苦楽とチームの絆を描く本作は、友人のような情熱的なクリエイターへの敬意を呼び起こす。シビアな業界を生き抜く姿に心打たれる一冊。