あらすじ
行動心理学で相手のしぐさから嘘を見破る美人刑事“エンマ様”こと楯岡絵麻。真っ白な着物を着た男性の餓死死体が河川敷で発見された。胃の中に漆が見つかったことで即身仏を試みたと思われたが、遺体には監禁された跡があった。宗教団体の関与を疑って赴くも、信者らに嘘をついている様子はない。しかし聴取の途中で驚愕の事件が起こり――?鮮やかな手腕で嘘を暴く痛快心理ミステリー!
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Posted by ブクログ
シリーズ第7弾?
楯岡と西野のやりとりにニンマリしながらのスタート。久しぶりに手に取ったシリーズだったが、いつものキャラがいつもの感じで・・・てな序盤がシリーズものの安心感を醸し出し、一気に物語の世界観に呼び戻してくれた。
カルト宗教絡みのお話はいつ読んでも、信者たちの“本当にそんななの?”とツッコミを入れたくなるような極端な思想に引いてしまう。
しかし、これだけあちこちの媒体で同じような描かれ方をするのだから、きっと現実でもそうなのだろう。
たしかに・・・、それくらい“染められて”なければサリン事件だって起きないし、オウム無き後にまで“アレフが我が街に来るのを住民が反対”なんて話題がニュースに取り上げられることも無いだろうなと、妙な部分で納得させられた。
★4つ、8ポイント。
2024.04.24.古
※西野に春が来た♫
てっきり楯岡が好きなのかと思ってたし、楯岡側も“そう”なのかと思っていたが・・・。
しかし、警察組織って、カルト宗教教祖の実子との交際に圧力かかったりはしないのかしら?
その辺りの展開も含めて続刊に期待。
※実写化のキャストは栗山千明?
・・・う〜ん・・・ヴィジュアルイメージが違うんだよな・・・。
追記
2度目の登場となった“塚本”。
やっぱりヤな奴。
今後闇落ちしていき、シリーズのラスボスになる、とか?などと思っていたが、他の方のレビューによると、佐藤青南さんの別なシリーズの主要キャラ?な模様。全く存在を知らなかったそのシリーズにも興味が湧いてきた。
Posted by ブクログ
エンマ様と西野というペアの周りに塚本や琴莉、筒井や綿貫がおり、人間関係が面白くなっている。エンマ様と西野の関係も今後どうなるか気になるところ。
歌織ちゃんと母親のシーンでは、どちらも相手を想ってとった行動が招いたことであったが、琴莉や西野のある種「お節介」が良い方向に導いた。
前作「ヴィジュアル・クリフ」や本作では『信じる』とは何か、考えさせられる。
Posted by ブクログ
長編!!やっぱり読み応えあり。
宗教系はやっぱり重いね
みんな悪いと思ってないとゆーか
いいことしてると思ってるところが怖い。
弁護士まで信者で
生田と佐々木に首吊らせて。
生田は意識戻っても後遺症で話せんやろし
完全犯罪に近い。
まあ元帥が即身仏ってゆーんはいーわ
因果応報って感じで
けどちょっと香織子が役不足かな。
殺しすぎやし。
まさかまた塚本が絡んでくるとは
相変わらずなサイコパス
やり方も変わってない
漆飲ませるとかとんでもないやつ
二度と出てきて欲しくない。
Posted by ブクログ
エンマシリーズ第7弾。
既刊しているのは、これが最新刊かな?
今回も第6弾と同じく、長編。
今回もスピード感があり、面白かった。
しかし、「また、この人が関わるの?」と言う方がお出になり、その人のやり方に嫌悪感を感じた。
まあ。。。サイコだから、しかたないのか。。
小説でよかった。。。と思ってしまう。
今回のストーリーでも思うし、作中でも絵麻が言っているが、「人間は自分を肯定してほしい」もの。
だからこそ、宗教も占いもなくならないんだよな。
自分自身も否定できない事実。
西野さん、とっても良い人だなー。
キャバクラ通いやら、仕事の仕方で苦手な性格だと思っていたが、今回の作中で、すごいいい奴じゃん!って、思った。
春が来てよかったねー。
Posted by ブクログ
新興宗教がからんだ殺人事件。
最初の殺人事件に関しては、少し驚きの展開。
新興宗教で出会った親子に関しては、こんなに簡単に考えが変わるのかとちょっと違和感。
西野のキャバが少し収まって、変な軽さが薄まった気がする。