ギロチン回避のため、ポンコツ姫が奮闘する!
パンがなければなんとやらを地で行く、大国ティアムーン帝国の皇女・ミーア。
革命の勃発により捕らえられた彼女はギロチンで処刑されるが、なぜか12歳の頃に時間遡行して目を覚ます。
傍らには処刑までの間、唯一所持することが許されていた血染めの日記帳…。
このままではまたしてもギロチンルートまっしぐらだ。
ミーアは日記帳と前時間軸での記憶を頼りに、崩壊する運命にある国の立て直しに挑む。
本作の持ち味は、全編を通してとにかくコメディタッチであること。
あくまで自分ファーストでありどこか抜けているうっかり者のミーアだが、周囲の人々は彼女の言動の真意を深読みして勘違い、事態は好転していく。
ドヤるミーアに地の文によるツッコミが笑いを誘う。
挿絵も含めほんわかした雰囲気で、ポンコツ可愛い姫殿下の人生逆転劇を堪能できる作品となっている。
感情タグBEST3
相変わらずのミーア様w
ブレることなく自愛(w)に満ちたミーア様だけど、やっぱりこの方は帝国の叡智で間違いない!
けっして勘違い等ではなく、根本的に統治者としての器があるんだよね。
そこを上手く表現している作者様に最大限の拍手を送りたい!
いよいよ蛇の巫女姫が登場し、物語が佳境に入ってきた感じがして...続きを読む、盛り上がりつつも終わってしまうかも?という焦燥感に焦がれているところです・・・
とりあえずアニメ化はよ!!!
この作品ほどアニメ映えするラノベは無いですよ!
Posted by ブクログ 2023年12月02日
9巻まで読んできたけれど、飽きさせないのが凄いよね。文章も上手いし、人物描写もしっかりしていて、物語の展開も面白い。何よりもミーヤ姫の行く末をいつまでも追っていきたいと思わされる。凄い能力者で人格者なんて言¥いうことがないのがいい。今回は、シオンの暗殺計画を阻止しようと頑張るミーヤの活躍が見れる。な...続きを読むんかうまいこといっちゃうというのはあるけれど、皇女としての威厳もちゃんと発揮しているよ。