【感想・ネタバレ】ティアムーン帝国物語10~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~【電子書籍限定書き下ろしSS付き】のレビュー

あらすじ

★電子書籍限定書き下ろしSS付き★
2023年10月よりMBS、TOKYO MX、BS11にてTVアニメ放送開始!
シリーズ累計120万部突破!(紙+電子)
民族紛争より「おかわり」ですわ!
元(?)ポンコツの大人気歴史改変ファンタジー第10巻!
書き下ろし番外編&ミーアの日記帳&描き下ろし四コマ等、豪華収録!


【あらすじ】

サンクランド王国を出た元わがまま姫ミーアは、颯爽と馬に飛び乗った。“乗馬の達人”として、聖女ラフィーナに手解きをするためだ。調子良く遠乗りに出るも、盗賊団に遭遇! 何とか撃退した盗賊の頭は、騎馬王国の失われた第十三番目の部族――火族の末裔で、慧馬(えま)と名乗る少女だった。はるか昔に国を追われたという彼女の一族は、不作によって全滅寸前だという。馬術部の先輩・馬龍の頼みと極上のバターにつられて、敵対する十二部族との仲介役を、つい買って出てしまい……? 「民族紛争より、“おかわり”ですわ!」 自己流の外交戦術を携えて、いざ緊迫した族長会議へ! 天馬の姫(?)が勢いで大陸の悪芽を摘み取ってゆく、大人気歴史改変ファンタジー第10巻!


著者について
●餅月望
1982年8月生まれ。
毎回、表紙の雰囲気が違っていて、とても楽しんでおります。
10巻にもなると、そろそろネタ切れで似たような表紙になるかな?
と思いきや……今回も素晴らしくて脱帽。Gilseさんありがとう。慧馬も馬も可愛いです!
そして、こうしてシリーズを続けられるのも、読者のみなさまのおかげです。感謝!

●イラスト:Gilse
毎巻ミーアさまの外出ドレスのデザインが変わっています。
ミーアがどれぐらい多くのドレスを持っているのか、ふと気になりますね。
10巻もよろしくお願いします!

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ギロチン回避のため、ポンコツ姫が奮闘する!

パンがなければなんとやらを地で行く、大国ティアムーン帝国の皇女・ミーア。
革命の勃発により捕らえられた彼女はギロチンで処刑されるが、なぜか12歳の頃に時間遡行して目を覚ます。

傍らには処刑までの間、唯一所持することが許されていた血染めの日記帳…。

このままではまたしてもギロチンルートまっしぐらだ。
ミーアは日記帳と前時間軸での記憶を頼りに、崩壊する運命にある国の立て直しに挑む。

本作の持ち味は、全編を通してとにかくコメディタッチであること。
あくまで自分ファーストでありどこか抜けているうっかり者のミーアだが、周囲の人々は彼女の言動の真意を深読みして勘違い、事態は好転していく。
ドヤるミーアに地の文によるツッコミが笑いを誘う。

挿絵も含めほんわかした雰囲気で、ポンコツ可愛い姫殿下の人生逆転劇を堪能できる作品となっている。

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感情タグBEST3

購入済み

本編はクライマックス手前で終わってしまった…。
本編が6割ぐらいで、普通ならイラっとしてしまうわたしですが、シリアスな違う時間軸のお話しなども結構好きなので全然許せてしまう。
それにしても、なんでも美味しそうに食べるミーアのおかげで、読んでいるとお腹が空きそうです!

#笑える #カッコいい

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2024年10月06日

Posted by ブクログ

ミーアが食いしんぼうでオッチョコチョイなのがおもしろいです。
ときどき、カッコイイとおもうけれどやっぱりミーアは食いしんぼうな性格がにあってるなとおもいました。

0
2024年01月26日

Posted by ブクログ

帝国の叡智と呼ばれるミーアは本当は自分ファーストでありながら、食べ物に捕らわれていろいろ物申すことが、政治的なことを旨い具合に動かしてしまう。今回も騎馬王国の深刻な問題を軽々と解決してしまいそうだ。それにしても、馬合わせという競争はどうなることやら。でも、ミーアはいい子だよ。その根本の心持が物事を上手く転がせているのだろうね。こんなふうに思わせてくれる文章が上手いんだよなあ。ミーア以外の人物の心の動きも面白く描いているよ。

0
2023年12月25日

匿名

購入済み

蛇の巣穴へ近づく

いよいよ蛇の巣穴近くに迫るミーア一行
待ち受けるモノ達の思惑とは?
騎馬の国攻略なるか?
狼と共に生きる火の一族を受入させることが出来るのか?
話がパラレルワールドを行ったり来たりするのが、わたし的にはウザい。
また、ミーアベルの存在と、その過去の在り方、時間経過が、読むほどに、不自然に思えて、それも読んでて気持ち悪い。

0
2023年05月19日

シリーズ作品レビュー

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