あらすじ
岩倉美津未、15歳。東京の高偏差値高校に首席入学! それを機に上京した彼女は、勉強こそできるものの、過疎地育ちゆえに同世代コミュ経験がとぼしい。そのうえちょっと天然で、慣れない都会の高校はなかなかムズカシイ! だけど、そんな「みつみちゃん」のまっすぐでまっしろな存在感が、本人も気づかないうちにクラスメイトたちをハッピーにしていく! 高校生活にも慣れてきて、季節はいよいよ文化祭へ。クラスメイトたちのミュージカル上演、実行委員の多彩なお仕事etc....目が回るほど忙しいけれど、みんなで迎える一大イベントは全部が全力! 2020年マンガ大賞では第3位、各メディアから広く注目を集めるスクール・ライフ・コメディの最新第4巻は、不協和音スレスレだけど恋みたいに胸が躍ります!
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「予感がするの
今日はきっと完璧な1日になる…」
希望いっぱいで臨んだ入学式。
謎のイケメン同級生との出会いから高校生活が始まった…!
今作の1番の推しどころはなんといっても、
石川から野望を胸に上京したヒロイン・岩倉美津未(いわくら みつみ)。
まっすぐすぎる言動で時には引かれたりもするのですが、
持ち前の明るさととぼけた性格で次第に周囲を魅了していく彼女の姿に
思わず笑いがこみあげてしまうはず。
訳アリでしかないイケメン同級生・志摩くんや意外性が素敵な美女・村重さん、
美津未にマウントを取りがちな江頭さんなどクラスメイトも個性豊か。
読んでいるとじんわり愛着がわいてくること請け合いです。
人との出会いを楽しみ、毎日好奇心旺盛に過ごす美津未に元気をもらえる作品です。
感情タグBEST3
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ミカちゃんかわいい
私が一番印象に残ったシーンは、この巻の最後の、シマ君が意味も無くみつみちゃんを呼び止めて振り返らせるところですね。
ああ、青春てこんな感じだった気がするなあと、オッサンにも淡い感情を蘇らせてくれました。
あと、巻末の江頭ミカちゃんのショートショートが凄く好きです。
変に聡くて、器用貧乏で、自分に自信が無いけど、努力出来る心を持ってるし、お人好しな子です。
このマンガで一番親近感を感じさせてくれるけど、同族嫌悪にはならない、応援したくなる、とても可愛い女の子です。
これからも出番を減らさないで欲しいです。
Posted by ブクログ
「多少ド派手に転ぶことが多いけど、その分起き上がるのも得意だ」
みつみの言葉を聞いてハッとさせられた。
わたしは転ぶのが怖くて転ばないように慎重に歩いていたけど、今転んでしまってどうやって起き上がればいいのか迷ってるからだ。
また転ぶのが怖いから歩き出さないほうがいいんじゃないかとまで考えてしまっている。
失敗しても恥ずかしくてもまた踏み出すことができるみつみの前向きさが眩しいと思った。
Posted by ブクログ
陰口を言われてしまったみつみに、「夏休みに短期バイトをして羽振りがいいのだ 好きなものを選ぶがよい」とジュースを買ってくれて、さりげなく寄り添ってくれる優しくて素敵な志摩くんも、3歳の子供とうまく付き合えない志摩くんも、リリカに正直な気持ちを話して「…学校楽しいんだ」と言う勇気を出して自己開示した志摩くんも、ときめき!かわいい!
一巻まるまるっと文化祭編でしたね。
はりきり過ぎて空回っちゃうみつみちゃん。そんなみつみちゃんが自分の子ども時代と重なり、心配で気遣う志摩くん(ほんと優しい)。他のメンバーもそれぞれにみんな何かを想ったり感じたり…。梨々華の気持ちもわかるよね。複雑っていうかやるせない。クリスくんの存在感がでかいなぁ、この幼なじみの仲間にとって。
でもやっぱり今回は志摩くんだね。前に進めるようになったみたいで良かった。
あとけいりくんが可愛すぎた^ ^ みつみちゃんのコアリクイも^ ^
ダンス
ふたりでミュージカルするシーンほんとに好き。しまくんのやさしさが滲んでてよい。でもみつみちゃんはほんと強い。ほんとに眩しいね。しまくんも前に進めそうで良かった。
学園祭!
こんな進学校でも、ガッツリ学園祭するんだーってびっくり。
都会のキラキラしてる学園祭に、みつみも喜んだろうな。
楽しんで良かった!
匿名
本当に大好きな漫画
文化祭編。キャラクターそれぞれの葛藤だったり、友のおかげでモヤモヤからちょっと抜け出せる…みたいな動きが見えてすごく良かったです。本当にみんな応援したくなる。
今回は志摩くんの家族のことだったり、彼のみつみへの感情や、弟やリリカとの関係性も明らかになってて読み応えありました。(これは嫉妬だ、というシーンは読んでて鳥肌が立ちました)
兼近先輩の考え方好きだし、クリスくんは良い人すぎる。