あらすじ
1999年、看護学科の高校3年生の×華は母親のすすめで産婦人科医院の見習い看護師として働くことになる。子供が苦手なのに加え、中絶の現場やその後処置を体験して一時は辞めそうになるが、出産の現場に立ち会い生まれる命の力強さに感動し、仕事を続けていく決意をする。母親からDVを受け続けた女性。彼女が持つ母子手帳の内容は?【1巻第7話を収録】
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虐待されても
母親に虐待され恨んでいても母の愛を求めてしまう悲しさ。
しかし子供なんて産みたくないと思っていても男に求められたら避妊って言えないものなのかねぇ。
親の愛を得られなかったから男に依存しちゃうんだろうな。
ピル買う金もないんだろうし。
今年出産した者です。沖田さんの漫画を端から読んで、この本にたどりつきました。 中絶、流産、死産…。胸が引き裂かれそうでした。読んでいて辛いこともあるけど、こういった事象もあるのだと胸に留めておくのは大切なことと思い、子育ての合間に度々読ん でいます。 作者の画力については議論が交わされているようですが、言うほどひどいとは思いません。可愛らしい絵で、ギャグとシリアスをうまく描きわけていると思います。 そして、漫画で一番大事なのは話の面白さであると、沖田さんの漫画に出会い実感しました。 沖田さんの他の漫画は内容的に大人向けメインですが、これが一番読みやすくて大切なことがたくさん書かれている作品だと、私は人に勧めています。
母子手帳の思い出
母子手帳に込められた幸せいっぱいの思い出と期待。どんなに酷い親でも、それを捨てること無く持ち続けていたところにわずかな希望を感じました。
親と子
親と子なのだからお互いに無条件に愛し合えると思っていたければ上手くいかないケースもあることを知りました。母子健康手帳に書いてある母親からの愛情はきっとその子供の中にずっと残り続けるのだろうなと思いました。
おもしろかった
家族のこと、色々な悩みを抱えながらも考え、子供をうみ、そうしておやになっていく。自分がしてもらえなかった分は、子供にそそいでほしい。
いつも100パーセント幸せな家庭の話なんてのは出てこないですけど、つらい境遇の中でも希望がどこかにあるのが読んでいて救われる気持ちになります。
母親とは
無条件に子供を愛せるものではないと、わかっているけど、でも、そうしてあげられるのも母親なのだと思いたいです。勿論父親だってそうあるべき。~べき、とか強いてはいけないけど、子供は愛されるために生まれてきて欲しいです。ストレスの捌け口にしないで欲しいです。ネグレクトという言葉が無くなるのが当たり前の世の中になって欲しいと思いました。