これは、家庭内公認不倫を描いたマンガです。
と言ってこの本をオススメすると、たいていの人は「どんな特殊な夫婦が描かれているのだろう?」という少し野次馬のような気持ちでページをめくり始めるに違いない。
けれどそこに登場するのは、女好きなチャラい夫でもないし、ドライに腹をくくった妻でもない。ごく普通の共働き夫婦。
2人は自分たちで「家庭内公認不倫」というルールを作り上げたでにもかかわらず、妻は嫉妬を感じて夫にあたることもある。夫はルールを最初に持ち出した妻に対して、傷ついて他の人妻と付き合い始める…。
考えてみれば、夫婦であってもそもそも赤の他人であるのだから、性欲のリズムが常に合致するのは奇跡のようなものだ。となればそんな複雑なものを切り離して、家族の日常を穏やかに続けていくために「家庭内公認不倫」を選ぶというのは合理的に思えてくる。
けれどなぜか、ひずみは生まれる。
お互いの状況と、少しコミュニケーションが食い違っただけで、「普通ではない」関係性になってしまった2人の姿は全く他人事ではない。
夫婦の関係を守るためだったルールが、やがて夫婦に危機を及ぼし始めて…。
セックスとは何か?夫婦とは何か?そこには明確な答えはない。正しくあればあろうとするほど不毛になっていく。けれど、それぞれのケースで、少しでも幸せになれるヒントを見つけたい…と願うように読み進めていく作品です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2019年03月16日
19話
表紙のおとやの相手がいちこで良かったと心から思う。
この人キスシーン描くのは下手よね。
いちことおとやの時間軸。おとやは何でこんなこと言っちゃうかなぁ。美月が一緒になりたいって言ったことの重み全然分かってないよなー。そして追い詰められる美月。すごいわー。びっくり。しかし風呂場で「美月さん 元...続きを読む気で」って言うおとや相当間抜けだな。これ作者さんそうとう狙ってるよね。良き良き。
いちこは礼くんにおとやんとのことの本音を話す。話すって大事。これでいちこ整理できたもんね。「挿入=セックスってわけでもないしね」の意味が私にはよくわかんないけど。
20話
そしておとやはやっぱりいちこを思ってるんだよなぁ。ある意味健気。
フロントの人いい仕事する。
おとやはもう完全に美月さんへの気持ちは無くなったんかなー。
いちこも礼くんとハイタッチして帰宅。この関係、友達なら最高だけどな。なんかこの話読んでから「大迷惑」が頭から離れないんだけど。
しかし置いておいた誕生日プレゼント、見た形跡なかったら相当凹むよなー。
美月さんは帰宅後、志朗さんに浮気してたこと、相手を刺したことを告げる。「私を殴ってもいいよ」と言う美月に、「君が好きな男を刺す人間でも 俺は好きな人を殴らないんだ」と言う志朗さん。最高の愛だな。
22話
美月さん、突くだけでなくねじ込んでたのかー。
朝のやりとり辛いなー。おとやそれどころでないのはわかるけど。
仕事休んだものの帰りたくなくてぶらぶらするおとや。キャンプの回想からの「好きに振るまっているように見えて そういう場面はいくつも思い出せる」って、でも私は9割はほんと心から好きに振る舞ってると思うからそんなに気にしなくていいと思うの。
思い直して立て直そうと帰宅するおとや。でも昨日の処理が甘くてバレてしまうおとや。
23話
正直に告白するおとや。それを聞いて「おとやんごめん」と泣いてしまういちこ。「二人の問題だったのに」からのいちこの言うこと、本当最もだからな。いちこちゃんとわかってたんだな。で、結局雨降って地固まる的な展開に。思ったよりあっさりと。いちこはおとやんと抱擁しながら昨日のことを思い出していたけど、まぁ昨日の今日だしね。それはありだと思うよ。
志朗さんと話したいと言う美月。嫌がる志朗。これは志朗が悪いでしょ。美月はちゃんと立て直そうとしてる。志朗は無かったことにしようとしてる。美月の言うとおり、それじゃ変わらないんだよ。
いちこは礼くんとのこと相当罪悪感感じてるなー。こっちの夫婦は光が見えてきたから、変に影響しないといいけどな。
24話
未練タラタラの美月。ひろくんが生まれた時のことを回想する美月。そこには確かに愛があったのに。
バーで呑んでたらナンパされる志朗。揺るがない志朗。なのになぜ美月の話を聞けないのだ。
そしていちことおとやはいよいよいけるか。
美月はカレンダー見て薬局行った。おとやへましてないよね?????頼むよー!
おとやん、不倫を甘くみていましたね。
あれではセックス目当ての相手が欲しかったと思われても当然。
美月がのめり込んだだけに、報復は恐怖だった。
おとやんみたいなやさ男、好きだけど、だんだんアホかな?と思うようになった。
いちこと美月、どちらも無神経に傷つけるし、仕事はやる気ないし。
...続きを読む
濃いい濃いい内容だった。2つの夫婦、みんな不器用だなぁ。でも、実際、大事なことは話せないというのはすごく分かる。波風がたつかもしれないのがしんどくて、やり過ごしてしまうんだよねー。しみじみ。いちこと友達の会話が唯一心休まる場面だな。
衝撃でした。美月さん怖すぎ。。。恐ろしいんですけど。しかも次巻で妊娠の雰囲気どうなっちゃってんの。どうしよう。ってかんじで面白いです。、
女性にだって性欲はあるし、旦那が他で満たしてるならフツフツしてくるのは当然だと思いました!!
おとやんは、外で発散するのはオッケーて約束だけど、少し履き違えてるなって感じました。。そりゃいちこだって面白くないよね。
いちこ、男を買う。
おとやんとは出来ないのに、恋人じゃない人と…。愛情が無くても丁寧にされると、イケるのでしょうか? 多少好きという気持ちがあるからイケたのでは?
Posted by ブクログ 2019年01月08日
4巻やばい!!!
叫びたくなった。美月の狂気がこわかった。
剣山おそろしや!!!
いちこちゃんめちゃくちゃ気持ちよさそうだったし。それによっておとやんとの関係が修復できたらいいよなーって。
あと最後に落とされた爆弾こわすぎ。え、え、え???
結婚記念日の時も思ったけど、誕生日まで嘘をついて恋人に会って.ルール違反にも程があるよね
一子ちゃんもちゃんと誕生日の用意をしてたのに😢
二也の「一子ちゃんの好きにしていいよ」というスタンス、
相手のことを思いやっているようでも、ある意味無関心?
自分が自由にさせてもらってるから、相手にも自由にさせ...続きを読むてるだけ?
だから、お酒も一子ちゃん1人で楽しんでなんて無神経なこと言うんだよ
剣山で局部を刺す、確信を持って刺す…相当の怨恨がないとできないこと
結局は自分の欲を綺麗事にしようとしたバチが当たったのかな
なのに、一子ちゃんは自分のせいだと言って泣いて
ホントは他人の恋人にはなって欲しくなかったって、ようやくホントの気持ちを伝えられた
夫が外に恋人作って平気な人はいないよね…
レビューを見て購入!
匿名 2020年10月06日
ネタバレも含めレビューを見てどうしても気になって買いました。衝撃の内容。不倫の結末がああなるのかと…自分がもし不倫したら、終わらせる時あんな感情になるのか?逆も然り。寝る前に読むんじゃなかった…恐怖。
読んでたなんか苦しかった。それぞれの想いみたいな…。選択することは大事なんだけど、それってなんか、やっぱり人生の主役は自分だからなー!
修羅場は恐怖でしかない
Posted by ブクログ 2019年10月04日
おとやん、別れ話が拗れて、股間を剣山で刺される!
衝撃!!
そしてその瞬間、いちこは風俗で他の男と……。
まあ、もとはおとやんが悪いかもだけど、いやー。。。
そして美月はなんかどんどん壊れてってない?
旦那はサイコパスだけど、ホントに美月のことは好きっぽい。
淡々と進むストーリーと緻密な心理描写、たまに入るギャグ要素がいくえみ綾さんの作風にいい意味で似てます。それが不倫というどろっと感がマッチしてていい塩梅です。
次巻が怖いような楽しみなような…
何となく美月がお弁当作ってきて食べてる時の会話のシーンあたりから、もしかしてこの人は何かあった時にタガが外れるタイプなのでは?と予感。
あらためてあれやこれやのストレスを溜めるのは良くないなと思いました!