【感想・ネタバレ】地球外生命 9の論点 存在可能性を最新研究から考えるのレビュー

あらすじ

タブーではなくなった地球外生命。地球の外にも生命は存在するのか? 科学ではタブーとされてきたこの問いは、21世紀に入ってからの相次ぐ新発見によりいまや科学者が真剣に取り組むテーマとなった。宇宙に「地球」はたくさんあるとする天文学者、「生命」は地球だけの奇跡だという生物学者、各分野のトップランナーが最新成果をもとに地球外生命を考える「論点」を呈示する。(ブルーバックス・2012年6月刊)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

9つの論点(観点)から地球外生命はいるのか、そもそも生命が誕生するとはどういうことか、地球上での不思議な生物や進化について書かれた本。個人的に、宇宙人はあまり信用ならないが、微生物や、原生生物のようなものなら宇宙に広くいるような気がする。
自分の専門の生物系の話以外では、星間分子の話が一番好きやった
「酢酸」が見つかっているってなかなかすごい。スペクトル見ながら、「お!酢酸やん」ってなってる様子がわくわくする。
この本で唯一気になったのは、地下生命圏に微生物はいるが、動植物は0という表現。植物は0かもしれんが、センチュウは動物やし、地下深くにもいるはず。

0
2012年08月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

研究の最先端をいく研究者が分野を越えて集まった本です。
往往にしてこの手の本は、
章ごとに著者がバラバラなため、
全体の結びつきが弱くなってしまいがちですが、
この本はシンポジウムの講演を元に書かれているためか、
そのようなきらいはありませんでした。

ただ、生命科学、生物学の分野はちょっととっつきにくかったです。
なんか妙に専門性が高いというか…。

アストロバイオロジーの最新のトピックを知りつつ、
全体をある程度見渡せる本としては、
適していると思います。

0
2014年03月13日

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