あらすじ
MITを15歳で卒業した天才少年・燈馬想が挑むミステリ・パズル!!
テナントが不自然なほど頻繁に変わる時計塔。独自に調査に乗り出した燈馬と可奈だったが、なんとそこでは幾度も殺人や失踪事件が起きていたことが判明!! 呪われた時計塔と事件の裏に隠された“真実”とは!?《「時計塔」他1編収録》
感情タグBEST3
面白い
「時計塔」と「マドモアゼル・クルーゾー」の2本収録です。
「Q.E.D.iff ―証明終了―」には推理メインではなく人間ドラマ的な話もあるのですが、(例えば1巻の「量子力学の年に」のような)今巻の「マドモアゼル・クルーゾー」は推理ドラマとして楽しめます。
ラストシーンでの意外性と、今回作品中でスルーしてしまいそうなセリフがオチにきて、「そうですね」「納得です」という感じは楽しめました。
残念なのは、オチがわかると2回目からの面白さは半減してしまうところかな、1発勝負のようなストーリーなのでこの話を読むときは注意です。
「時計塔」は・・・ラストまでは楽しめるのですが・・・オチはそんなものなの?という印象が・・・。
Posted by ブクログ
「時計塔」、「マドモアゼル・クルーゾー」収録。
「時計塔」の会話から、年代が今年(2020年)に設定されてるみたいだけど、今までに明確な年が出てきた事ってあったっけ?もしかして初めて?
想と可奈が高1だった時で2018年設定って事?
それにしては作品初期の携帯とか1990年代っぽかったな。
「マドモアゼル・クルーゾー」面白かった。
パリ警視庁のぼんやりとした女警部。
「私は有能よ。有能じゃなきゃ警部になれないのよ。」と言うがその実力は。
Posted by ブクログ
16+50巻ゆえ基本構造は割愛。
いつものように2話収録。
ただ、今巻二つとも事件系。
日常の謎寄りの話はお休み。
時計塔のあるお店で過去何度も起こる謎の事件。
クロックタワーであるがシザーマンは関係ない。
なんとなく「魔弾の射手 :天久鷹生の事件カルテ」のQED的解釈という印象を受けたけれど、うがちすぎであろうか。
ロンドンのドジっ子警部が活躍する盗難事件。
ノンブルが無いのでページがわからないけれど、カナの「ヒマー」ってセリフがいい。
どう見ても恋人以上な関係がにじみ出ている一コマ。
そういえば、そっけいの話も最近少ないね。