あらすじ
伊豆諸島の南にある小さな島で、リゾートホテル建設計画の関係者が殺された。死体のありかを言い当てた巫女に殺人容疑がかけられ、燈馬(とうま)と可奈(かな)はその妹に助けを求められる。島ではリゾート開発の反対派と賛成派とがお互いを疑い合う状態に。そんな中、さらなる殺人が起きて!?【碧の巫女】 燈馬が、MIT時代の友人のハッカーと共に、世界を股にかけたハッキングバトルを繰り広げる【H.N.】も収録!
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Posted by ブクログ
碧の巫女
「ロトカ・ボルテラ方程式」
離島のリゾート開発を巡る連続殺人。
H.N.
「DDoS攻撃」
サイバー攻撃を受けたネットカジノの話。
世界を舞台に繰り広げられるハッカーとの攻防譚。
この作家は間違いない、安定したミステリ。
なので、作品内は安定して楽しめた。
ただ、何より喜んじゃったのは、奥付手前のページ。
推理小説出るんだ!
小説は、文庫待つ派ではあるんだけど、待てなくて即予約完了。
Posted by ブクログ
島を守る巫女が何をして何を守ったのか。
と、Q.E.D.っぽいコンゲームなタワーディフェンス。
大(それなりの規模)小な共同体をいかに守るか、という話だったのかも
Posted by ブクログ
島のリゾート開発を巡る対立の中で起こる殺人事件を描く『碧の巫女』、ハッカー同士の対決を描く『H.N.』を収録。
場面の切り替わりから「本土から来た測量士が消えた?」って、こういう説明台詞見るたびに思うけど、その前のどういう会話からその台詞に繋がってるんだろう?
「測量士が消えた」って情報を聞いた上での返しだとしたらこうはならないと思う。