あらすじ
MITを15歳で卒業した天才少年・燈馬想が挑むミステリ・パズル!!
204X年、AIが日常生活に浸透した日本。ある日、AIが搭載されたロボットが暴走! 新人弁護士・水原可奈の事務所にもAI関係の依頼が殺到する結果に‥‥。証拠を集めるべく、彼女が向かった先には天才SE・燈馬想がいて――!?《「人がまだ見ることができない」他1編収録》
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
15(+50)巻なので基本構造は割愛。
☆その世界
遺産相続殺人モノ。
ハウダニットより、構造で喜ばせてくれるタイプのミステリ。
テーマはユークリッド幾何学。
☆人がまだ見ることができない
以前にもあった、ちょいと未来の話。
ヒロインが弁護士になっていて、システムエンジニアの主人公と謎を解く流れ。
AIとかロボットの絡むミステリ。
未来舞台の変わり種も面白い。
トリックや構造に「おや」と思う部分も無くもないが、シリーズの信頼などの補正もあり、全体的には+で面白い。
ミステリなので、どこがどう気になって、どこが特に面白いというような感想を書けないのがもどかしい。
最終的に面白いなら、そんな部分は書かなければいいわけなのだが・・・。
まったく気の利かない男である。
Posted by ブクログ
別の宇宙燈馬くんと可奈ちゃん再び。
AIの意識問題の取り扱いとしてはなかなか面白い着地で。
哲学的な議論をすっ飛ばしたのも良い感じ。
ユークリッドの5公理のほうは、ンナ無茶な感のあるトリックで良い感じ。