あらすじ
MITを15歳で卒業した天才少年・燈馬想が挑むミステリ・パズル!!
遺産相続で揉める馬追家。馬追3兄弟は非嫡出子の興梠に遺産相続を辞退するように迫る。さらに興梠に暴力を振るい、3兄弟が口裏を合わせて真実を偽装して、逆に暴力を振るわれたと損害賠償を求める有様。そんな中、執事の小羽が失踪。事件の謎は、興梠の母親の不審な死にまで逆上り‥‥。《「形式的真実」他1編を収録》
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
50+23巻なので基本構造は割愛。
表紙を見て一瞬、燈馬くんはなんでスカート穿いているんだろうと思ってしまった。
人探し物と裁判モノ。
最近、純粋な日常の謎系が少ない印象…。
裁判モノは凄かった。
ミステリ好きで法廷物もマンガ小説問わず読みますが、構造が素晴らしかった。
ビルを折ると怪獣罪で地球追放とのことですが、怪獣を地球外に追放できる技術力があれば、未然に防ぐことができる気がします。ただビルを折る前に追放すると冤罪になってしまうのですね。
地球追放はビルを折ったのを確認してから・・・。
Posted by ブクログ
「ふぅ・・器物損壊罪になるところだった」
「ビルを折ると怪獣罪で地球追放です」
傑作長寿ミステリ、第1シーズン50冊+第2シーズン23冊+マガポケで最新話まで一気読み。
MITを15歳で卒業して日本の高校に入学しなおした天才の燈馬くんと、相棒役兼暴力装置のヒロイン水原さんのバディ物ミステリです。
燈馬くんはMITでは数学をやっていたので、数学ネタ物理学ネタあたりが多いです。
当初は水原さんが厄介ごとを持ち込む巻き込まれ型探偵でしたが、いつの間にか燈馬くんの行くところは世界のどこでも説明なしで水原さんが同行している、「こいつらこれで付き合ってないんですよ」モノに。
スルメみたいに飽きが来ない良質な漫画です。
多巻作品でもシームレスに読み続けてしまうのは電子書籍の功か罪か。