【感想・ネタバレ】火葬場のない町に鐘が鳴る時(13)のレビュー

あらすじ

三途洲の奥深くに死者と再会できる秘密の場所があるという。そこに向かった幼馴染の咲を追って、龍児は雪割と共に旅立つ。生者が足を踏み入れてはならない "死者の国"とはいったいどんな所か!? わかっているのはひとつだけ。生きては還れないということ‥‥。

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主人公が家族とともに、昔住んでいた故郷に帰ってくる…そんなところから物語は始まります。
その田舎町では、昔から「夕方6時の鐘の音が聞こえたら、夜明けまで決して外に出てはいけない」というルールがあるのですが、それがこの作品のキーになってきます。
シリアスなタッチの表紙と、タイトルからも察せられるように、ホラー要素が多分に含まれます。
第1巻を読んだだけでも、設定がだいぶ作りこまれているのが分かり、惹き付けられる濃厚なホラーです。
鐘の音が鳴った後、外に出てしまったらどうなるのか……暑い時期にクールダウンするにはうってつけの作品なので、是非読んでみてください。

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