【感想・ネタバレ】火葬場のない町に鐘が鳴る時(9)のレビュー

あらすじ

鳴るはずのない時間にみとず町を恐怖に突き落とすあの鐘の音が大地に響き渡った。数多の冥奴<メイド>が姿を現し、次々と群衆に襲いかかるっ!平和だった町はパニックに陥り、人々は先を争って逃げ惑う。勇人は無事、町から脱出できるのか!?

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主人公が家族とともに、昔住んでいた故郷に帰ってくる…そんなところから物語は始まります。
その田舎町では、昔から「夕方6時の鐘の音が聞こえたら、夜明けまで決して外に出てはいけない」というルールがあるのですが、それがこの作品のキーになってきます。
シリアスなタッチの表紙と、タイトルからも察せられるように、ホラー要素が多分に含まれます。
第1巻を読んだだけでも、設定がだいぶ作りこまれているのが分かり、惹き付けられる濃厚なホラーです。
鐘の音が鳴った後、外に出てしまったらどうなるのか……暑い時期にクールダウンするにはうってつけの作品なので、是非読んでみてください。

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