【感想・ネタバレ】火葬場のない町に鐘が鳴る時(6)のレビュー

あらすじ

勇人(ゆうと)の前に現れた黒ずくめの面男。その男は勇人の母親の遺体をもてあそび、火を放とうとする。必死で抵抗する勇人であったが、冥奴たちに捕まってしまう。「火葬場のない町で火葬する時」いったい何が起こるのか?

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主人公が家族とともに、昔住んでいた故郷に帰ってくる…そんなところから物語は始まります。
その田舎町では、昔から「夕方6時の鐘の音が聞こえたら、夜明けまで決して外に出てはいけない」というルールがあるのですが、それがこの作品のキーになってきます。
シリアスなタッチの表紙と、タイトルからも察せられるように、ホラー要素が多分に含まれます。
第1巻を読んだだけでも、設定がだいぶ作りこまれているのが分かり、惹き付けられる濃厚なホラーです。
鐘の音が鳴った後、外に出てしまったらどうなるのか……暑い時期にクールダウンするにはうってつけの作品なので、是非読んでみてください。

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