【感想・ネタバレ】威風堂々惡女 6のレビュー

あらすじ

流行病にかかり高熱に苦しみ何日も意識が戻らなかった十七歳の雪媛は、奇跡的に回復した。だが母親たちが話しかけても、怯えたような不可解な表情を浮かべるだけだった。そして最初に発した言葉は、「あなたは、柳雪媛のお母さんですか?」。皇帝の寵姫でありながら謀反を企てたことで、後の世で惡女と名高かった柳雪媛。その雪媛と同じ尹族というだけで奴婢の身分にあった少女・玉瑛が死んで目覚めると、時を遡り自身が雪媛となっていたのだ。自身が過去に生きた“雪媛”という人物になっていると知った玉瑛の混乱は激しく、当初は食事すらままならないものだった。心に傷を負い絶望を抱えていた奴婢の少女は、いかにして雪媛として後宮に入ることを決意したのか。絶望的状況から立ち上がる、“雪媛”はじまりの物語!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

前巻がとても気になる場面で終わったので続きを心待ちにしていた。が、まさかの過去回。
雪媛の身体で目覚めた玉瑛が後宮でのし上がる覚悟を決めるまでの物語。
正直肩透かしをくらった気分もあったが、ここで玉瑛から雪媛になる過程が語られたのは良かったのかもしれない。
何気ない脇役だと思っていた人物とのつながりもわかったし。
最初は前巻から続く雪媛の母から始まり、最後は不穏な様子の現在の碧成で終わる。
冠希、あんなに薬盛っちゃって大丈夫なのかな。

0
2021年06月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

(備忘用オチまで)
転生から先帝の寵姫となるまでのストーリー。
蓬国長正国は早期降伏して、瑞燕国の貴族に。17歳の雪媛は、高熱を発して玉瑛となり、菊花茶の記憶から後宮入りを拒否。秋海は理解を示す。雪媛は、生き延びた猛虎に恋をし、未来を変えるため、尹族の過激派を止めようとする。
現尹族長の柳原許は、江良を人質に、雪媛に後宮入りを認めさせる。後宮での友人白柔蕾は、舞で皇帝に見初められるも、四妃に殺される。柔蕾の思い人は江良、弟は冠希。雪媛は、猛虎の迷魂散を飲み、後宮を脱する。
猛虎が街中で死んだ際、金孟が運搬を助ける。江良から牢破りを聞いた雪媛は、皇帝を目指し、彩虹に舞を習い、蘇り後の予見を武器に後宮へ戻った。

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2022年04月17日

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