あらすじ
クライの活躍で(?)呪物騒動も一段落し、平和を取り戻したように見える帝都ゼブルディア。しかし、まだ事件は終わってはいなかった!
妹狐の策謀によって発動した最凶最悪の呪物――精霊人の女王シェロが残した呪いの宝玉「真紅の精霊石」。
これまでいくつもの国を滅ぼしてきたというその呪いが帝都をも滅ぼそうとする時、《千変万化》クライ・アンドリヒが空を飛ぶ!!
帝都を、そして世界を守ることは出来るのか……!?
大人気勘違いファンタジー、待望の最新刊!
感情タグBEST3
勢揃い
遂に嘆きの亡霊が勢揃い? した
呪物編もすれ違い勘違いが加速して面白かった
次は二桁突入。盛り上がりが楽しみ
Posted by ブクログ
最終呪い決戦とルーク解呪のユグドラの死闘。
激しい内容だが、相変わらずクライはどこ吹く風の対応。なんか巻が進むにつれて、リィズの破茶滅茶さが影を潜めて大人しくなっている。もっと突っ走れリィズ。
Posted by ブクログ
とてつもない馬鹿がいる
勘違いものなのだから、騒動を起こす主人公が有能であってはならないとは思うし、事態を正しく認識していては、勘違いものにはならないとは思うが、それでも、それでも、クライが馬鹿すぎる。
もはやアホの子だ。
空気を読まない宝具自慢も炸裂し、よくコレで今まで生き残ってこれたな、というか、ストグリはやってこれたなというか、これでよく仲良しでいられるよな、なんて思ってしまった。
ストグリにスターライト、そして魔王軍まで加わって、もうしっちゃかめっちゃかなので、これがどう纏まっていくのかは楽しみだし、幻影を斬りたすぎて石像のまま宝物殿に突撃していったルークも気になる。
クライとルークが仲が良いってわかる気がした。徹底的にかみ合わない所が、いい具合にかみ合って仲良くやってこれたんだろうな、なんて想像してしまう。
そして、結界指の残基が無くなり、絶対絶命なクライが、死を覚悟して選んだのが、ベットで寝るって、彼らしいといえば彼らしい。そして、その時までも、自分を殺しにかかってくる対象にたいして、恨みとか、憎しみとかの感情を向けないのだな、なんて彼の精神構造の異常さを思った。まあ、周りの人の勘違いを勘違いのまま放置できている時点でも、とんでもない精神構造なのだろうけどね。