あらすじ
その男――稀代の英雄か、それともただの人か。
(クライがうっかり逃した)最凶スライムと、邪悪な魔術結社が行う数々の危険な実験……人知れず滅亡の危機に瀕した帝都ゼブルディア。
色々と気もそぞろなクライの下へ、最強パーティ《嘆きの亡霊》のメンバーにしてクライの幼馴染のひとり、錬金術師シトリー・スマートが帰還する――!
感情タグBEST3
怖っわ
シトリー怖わ!
純粋で無自覚なのが質悪い。
そしてだいたいクライのせい。
見た目詐欺のぶっ壊れヒロイン良き
最高の作品
1巻よりもより勘違い要素が詰まっていて、何度も爆笑しました。
ほんとによくここまで筋の通った勘違いを生み出せるなと思いましたw
webと異なる展開も多くてとても楽しめました!
シトリーさん……
アニメ第1期を視聴していてweb版とストーリーが違いアニメ用に再編したのかなと思っていましたが、書籍版準拠だったんですね。この違いがどのくらい影響していくのか楽しみです。
Posted by ブクログ
怖い!
思いが正確に伝わらないのって、こんなに怖いのか!
クライがいい加減に流すのが前巻では、クライのマイナス要素に思えていたけど、真面目に真摯に対応していたら、幼馴染たちと一緒に居られないだろうな。
倫理観ぶっ壊れた人たちの、最後の良心?なのだろうか、クライって。
いや、道化なのだろう。
ここまで、言葉を曲解されて真意も本音も友や仲間に全く伝わらないクライが可哀想になってきた。
クライにとって幼馴染たちは大切で、幼馴染たちにとってもクライは大切なのは救いなんだろうな。
健全な関係かどうかはわからない。
いや、クライと幼馴染の関係が、幼馴染やクランの仲間たちの生活を狂わせてしまっているような気がするので、別れてしまったほうが、お互いのために良いような気がする。
いや、もはや共依存状態なのか?
ギャグなんだろうから、そこまで考える必要はないと思うけれど、クライの言葉を皆が皆、自身の都合の良いように曲解して、どんどん狂っていくシトリーにリィズが怖い。
まだ出てきていない他の幼馴染達が気になって仕方がない。
Posted by ブクログ
一般の小説とラノベの違いを考察してみた。
一般小説には「現実」があり、ラノベには「理想」があるように思われる。一般小説はミステリーでも恋愛小説でもファンタジーでも、教訓や道理、常識など現実が必ず含まれている。ラノベは能力や好感度など非常識に獲得し、「転スラ」や「月が導く」のように種族の違いを超えた理想の国造りが展開される。こうなりたいという理想が柱になっている。
「嘆きの亡霊」も、なんにも考えないで適当にくだした判断が、全て他人から評価されるという、ある意味もっとも理想的な生き方だ。
今回はシトリーの活躍の巻。相変わらずクライはクライマックスで大活躍。(何もしていないが)