あらすじ
10桁以上という巨額の借金の存在が明らかになったクライ。さすがに趣味の宝具購入を控える決意をしたものの、その直後にどうしても欲しい宝具がオークションに出品されることを知ってしまう。宝具を入手するために必死に金策に走るクライだったが、アークを始め皆から断られてしまう。
しかし「あの《千変万化》が欲しがっている宝具」という風評が事態をとんでもない方向へ導いて……!?
感情タグBEST3
匿名
素晴らしい
相変わらずな主人公の思わせぶりな感じが癖になります笑。こんな自由に(主人公目線では違うのかもですが)生きられたらいいなと憧れながら読んでます。次巻以降も楽しみです。
困ったときのアーク
オークション編はもともとweb版で好きなお話でしたが、改めて今読んでも面白かった。
2巻でのアカシャ編からweb版と大きく展開が変更されていたため、新鮮な気持ちで読めました。
やっぱりアークしか勝たん
アニメ1期
アニメ1期はここまで。
クライのダメさ加減が加速し、ホントに何故好かれてるか謎
次巻からの新展開が楽しみ
匿名
Web版から来て購入してみたけど、Webにはなかった話しや違う展開があって新鮮な気分で読めた。
クライのダメ人間さとまともな所が合わさって絶妙なバランス。
アーノルドがほかのクランメンバーに尋ねる所が特に面白かった。
他のも変わってる所があるらしいので買おうと思う。
Posted by ブクログ
クライは自分でちゃんと能はないし、能力もないことはわかっていて、自分の指示や采配も、ちゃんと下策であり無策の暴挙だという自覚もある。
なのに、言葉足らずの部分を、優秀な周りの友人や幼馴染や部下たちだ深読みして、帳尻があってしまう。そればかりか、引きの強さが功を奏しているのか、悪さをしているのか、結果は上々、クライの策で大団円に至ったような結末に落ち着いてしまう。
最良の結末に至った事を、本人だけがわかっていない。
自分の至らなさを再認識し、無能さに打ちひしがれ、床を転がり、エヴァに愚痴った後に、復活する。
仲間から十桁の借金。
妹の口座から勝手に金を使う。
自分で全く稼げないので金が無い、かと言って好きな宝具購入を諦めきれずに結局はオークションに行ってしまう。
ダメ人間のなかのダメ人間なクライ。
弱いし、肝も据わってないし、欲望には流されるまま。
それなのに、仲間からの信頼は揺るがない。なんでなんだろう?クライになんの魅力があるのか全然わからない。
でも、
あれ?クライって幼馴染たちに対する愛情や信頼はめっちゃ深くないかな?
とふと思った。
幼馴染たちは困った子達だけれど、クライは彼らは絶対に悪い事はしないと信じているし、大切に思っているし、愛している。何があったとしても、絶対の味方だと宣言している。疲れた彼らを迎えて褒めて癒してあげるのが自分の仕事だと自負しているみたいだし。
才能があって、能力のある幼馴染たちは苛烈な道を歩む。その道を歩けるのは、褒めてくれる、絶対の肯定をくれる、癒やしてくれるクライがいるからなのかも?そして、クライは絶対に自分を見捨てない。
それが伝わっているなら、これほど心強いことはないだろうな。
ちょっと、このパーティの尊さがわかって来た気がする。
勘違いかもしれないけどね。
Posted by ブクログ
勘違い120%の痛快冒険コメディ。勘違いの齟齬を生まないのは、なかなか素晴らしい。アニメパートは今回で終わり。次巻からは未知の勘違いが楽しめる。