あらすじ
温泉から戻ったクライは、開催延期となっていたゼブルディア皇帝主催のパーティー「白剣の集い」に結局参加することに。
温泉土産を手にしぶしぶ出席するクライを待っていたのは――皇帝暗殺未遂事件!?
そしてなぜか他国へと赴く皇帝一行の護衛をすることになったクライに襲いかかる陰謀の影。
ゼブルディア帝国の未来はどうなる!?
大人気勘違いファンタジー、待望の最新刊!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
未知の新章で大変面白かった。
クライの、勘違いでは済まされない力の片鱗が、垣間見れる狐との対決。また、クリュスの魅力が爆発した巻にもなって気づいたら一気読みになってしまった。
深闇鍋回
クリュスが終始可愛かった。
亡霊メンバーはほとんど出なかったが、変わらず面白かった。
神の眼の婆さん凄いな
オススメ
主人公は強くはないが運良く自分の都合のいい方に物事が転がり、周りから凄いやつと思われる勘違い作品です
ストーリーもよく作られており、とても面白い
よくある俺つえー作品とは違う面白味があり、とてもオススメです
Posted by ブクログ
面白かった!
不運てんこ盛りなうえに、クライの無能さが事態を悪化させ、さらにクライの安直にかけた言葉が周囲に混迷をもたらす。
周りに多大なる迷惑をかけながらも、幼馴染たちや、クランのメンバーたちが、クライの不運が巻き起こすトラブルを解決してくれる。
クライと幼馴染たちの友情というか、強い絆を感じたし、クライの欲のなさというか、たくさん死にかけた事で麻痺しているものが、ちょっと怖いというか、
『危機感さん』
なんて呼ばれていたが、危機感が無いという表現で良いのか?と首をかしげたくなるような振る舞いだった。
圧倒的な力量差のある神を前にしても、
まあ、怖いけれど
ぐらいで済んでしまう。慣れが早いのか?
ただ、幼馴染たちが迷い宿に来なくて良かった。
と、クライが安堵していた場面が良かった。幼馴染たちが宝物殿に来ていたら、彼らが一番大切なものとなってしまって、幼馴染を奪われないために命をかけて戦い、そして死ぬしか無かった。
クライにとって幼馴染たちがどれだけ大切なのか、染みる場面だった。
神様も巻き込む不運。
自身に力が無いからこそ、相手のルールに自然に乗れる柔らかさが、結果良い結末に繋がったのだろうな。
クライたちが、今後どうなっていくのか本当に楽しみ