あらすじ
「死線の魔物を止めてくれ」。それが傭兵・藤堂浩志が遭遇した通り魔事件で、被害者が彼に託した最期の言葉だった。藤堂が捜査を進めると、秘湯での殺人事件も挟みながら北朝鮮工作員、韓国の情報員たちが接触を図ってくるが、関わる者はことごとく心臓を一突きで殺され、敵の実態が掴めない。そして厳戒体制が敷かれる中、韓国大統領の訪日が刻々と近づく。死線の魔物と朝鮮両国の狙いは何なのか!? マレーシアで服役中の北朝鮮“人民軍六九五部隊”元教官、死線の魔物の情報を追い求める韓国情報事務次官……敵味方入り乱れてさまざまな人間が交錯する中、傭兵・藤堂浩志が最強の北朝鮮工作部隊と対峙する、大人気ハード・アクション小説第6弾。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
前作に続いて、藤堂さんと
親しくなった人たちが
命を落としていきますね。
まぁ、今回は工作員でしたがね。
にしても、これ、リアルに
国内で起きたら、日本の官憲は
対応できるんだろうか?
って思いましたね。
まぁ、そうならないように
祈るだけですけどね。
で、「美人が目の前にいて
うまい酒が飲める。
それだけで十分じゃないか」
って、みんながみんな
そうなれる訳ではないんですけどね。
でも、憧れますわ。
Posted by ブクログ
感想
美香みたいな女いる?男目線の良い女像的な?
工作員も海外で外を見すぎて自国の人民の惨状に嫌気がさすというのは現状でありそうだがなかなか体制は変わらないものだ。
あらすじ
浩司は美香と東京でデート中にヤク中の通り魔に会い、これを止める。殺人鬼の残した言葉は死戦の魔物を止めろというものだった。
調べていくと通り魔に殺されたと思っていたが、事前に殺されていた北の工作員だった。死戦の魔物は北の特殊部隊のことで、来日する韓国大統領を狙っているとのことだった。
浩司が調べていくうちに北のアジトには次々と工作員の死体があった。それはまるで死戦の魔物が北の外貨調達ルートを断っているかのようだった。
いよいよ韓国大統領が来日し、浩司たちも美香の要請でSATに扮して、護衛するが、総理官邸が封鎖され、麻酔成分を含んだガスと洗脳するための超高周波によってSPは混乱する。総理と大統領はやられそうになる。死戦の魔物を操っていたのは韓国情報局に扮した北の工作員ソンだった。
ソンは北を壊滅させるべく行動を起こし、最後は仲間と自殺する。