あらすじ
日本人の傭兵・藤堂浩志が軍の幹部を暗殺し、ジャングルに逃走した!?――ミャンマーでのニュースを伝える記事に、彼を慕う明石柊真は衝撃を受けていた。だがそのころ、藤堂浩志はソマリア沖にいた。国外で武力行使ができない防衛省は、苦肉の策として浩志たち傭兵を海賊対策に派遣したのだ。だがその最中、商船が攻撃を受け、沈没させられる事件が続発する。人質を取り、金品を要求するはずの海賊がなぜ? 本当に海賊テロなのか、それとも海賊のしわざに見せかけた謀略なのか……。渦中のプントランドを中心としたソマリアを舞台に、アフリカの覇権を賭けた大国の謀略が錯綜する! 注目の気鋭が放つ、ハード・アクション小説第5弾。
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Posted by ブクログ
ソマリア沖の海賊って、
今はどうなってるんだろうな?
と思い返すほどの懐かしいネタ
でしたねぇ。今じゃ、話題にもならん。
で、吉井3等海佐の死は残念でしたね。
生死はほんの紙一重なんだな、と
思いださせられた巻でしてね。
そういう意味では、ワットもそうか。
部下をそれだけ亡くしたら
退役して、リベンジャーとして
活躍したいよなぁ。。。
さて、次巻はどうなるか、楽しみですね。
Posted by ブクログ
感想
美香が拍子抜けするほどあっさり回復してた。
今回は最後の盛り上がりにちょっと欠けたな。
あらすじ
浩司は、ミャンマーに再び赴き、ミャンマー軍のタン・ウィンを暗殺した後、死亡したと発表されたが、ブラックナイトを誘き出す罠だった。
浩司たちはソマリア沖で海賊船を追い払う海自の手伝いをしていた。海賊船はどこかから商船の情報を得て襲っているようだった。モンバサに寄港した際に作戦の指揮を取っていた吉井海佐が何者かに襲われる。
吉井を殺した犯人を追って、デルタフォースの指揮官のワットとフウーマに向かうが、そこでロシア軍と交戦になる。
ロシアとブラックナイトの繋がりが明らかになり、最後はロシアのミサイル艦を急襲する。ワットがデルタフォースを退役する。